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2021/09/01

「食とバイオのオープンイノベーション拠点大解剖」トークセッション 終了

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2021年7月29日(木)に開催したセミナー『「食とバイオのオープンイノベーション拠点大解剖」トークセッション』(Zoomウェビナー)では、テストキッチンや食品研究室、オフィスまで備えた食のオープンイノベーション拠点「MILAB(ミラボ)」を運営するフクシマガリレイ(株)と、来春、日本最大級のBSL2対応の機器付きシェアタイプのレンタルラボ「ターンキーラボ」を北大阪医療健康都市(健都)にオープンするKRPが、食やバイオのスタートアップや研究開発者を支援するインキュベーション施設の利用事例を交えた紹介や異業種の企業や大学・研究機関・起業家などが集まりイノベーションの創発を目指すネットワーク活動の取り組みについてのトークセッションを開催しました。

<パネリスト>(敬称略)

フクシマガリレイ株式会社 MILAB(ミラボ)課長 原山朋久

京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部長 味岡倫弘

<司会・ファシリテーター>

京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 長田和良

セミナーに先立ち、視聴者の皆様に「未来の食にもっとも大きな影響を与えると思われるものは次のうちどれですか?」という質問を行いました。

結果は「世界の人口増加」46%、「温暖化などの気象変動」14%、「食に関わる技術革新」39%となりました。コロナ禍で、食生活も変化したことにより、食に関する様々な技術革新も起こっています。視聴者の皆様には、技術開発をするきっかけをお探しいただきながら、会を進めていきました。

まず、話題の昆虫食、タガメサイダーとコオロギスナックをお供に、「食品における社会課題」をテーマに、食品ロス問題についての活発な意見交換で始まりました。

その後、KRP地区内のハイブリッド型オンライン配信イベント対応の「イノベーションルーム」にて、映像合成技術を使用しながら、メインテーマ「イノベーション拠点大解剖」として、ターンキーラボとMILABの施設の紹介を行いました。

サムネイル、本文中段.pngフクシマガリレイ(株)MILAB 原山氏(中央)、京都リサーチパーク(株) 味岡 (右)、京都リサーチパーク(株) 長田 (左)

視聴者からは、入居の条件や、入居事例等の多くの質問をいただきました。

KRPでは、定期的にライフサイエンス・ウェルネス系の企業・スタートアップやアカデミアの研究者を対象に、研究環境やアクセラレーションプログラムなどの情報を発信するセミナーを開催していく予定です。次回もお楽しみに。

■過去のセミナーレポートのご案内

・2021年7月14日開催 『 コロナテック最前線~研究者とスタートアップの緊急対談~ 』
セミナーレポートはこちら⇒https://www.krp.co.jp/events/detail/2549.html

・2021年6月23日開催 『「Beyond Next Ventures」と考えるバイオベンチャーのアクセラプログラム活用法』トークセッション
セミナーレポートはこちら⇒https://www.krp.co.jp/events/detail/2494.html

・2021年6月10日開催 『シェアリングエコノミーと実験機器の新しい流れ』トークセッション
セミナーレポートはこちら⇒https://www.krp.co.jp/events/detail/2493.html

・2021年5月13日開催 『研究者集団「リバネス」と考える新しいラボの在り方』セミナー
セミナーレポートはこちら⇒https://www.krp.co.jp/events/detail/2492.html

<今回ご紹介した食といのちのオープンイノベーション拠点MILABのご紹介>

冷凍冷蔵技術のスペシャリスト、フクシマガリレイ大阪本社内にあるイノベーション拠点MILAB(ミラボ)。食品工場などで使われる大型フリーザーや厨房設備、ストア設備、味覚分析などが可能な研究室、また試作販売まで可能なシェアキッチンやインキュベーションオフィスなどがあります。

運営会社:フクシマガリレイ株式会社
WEBページ:https://www.krp.co.jp/labplus/search/detail/2100.html