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2021/07/06

『研究者集団「リバネス」と考える新しいラボの在り方』セミナー 終了

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2021年5月13日(木)に開催した『研究者集団「リバネス」と考える新しいラボの在り方』セミナー(Zoomウェビナー)では、医療産業都市・神戸でスタートアップのためにシェアラボ「スタートアップ・クリエイティブラボ」(以下、SCL)を運営する研究者集団である(株)リバネスと、来年度、国立循環器病研究センターが立地する北大阪医療健康都市(健都)でシェアラボ「Turnkey Lab健都」をオープンする京都リサーチパーク(以下、KRP)より、最新のシェアラボや賃貸オフィス事例を紹介。SCL、KRPそれぞれのご入居者さまもお招きし、これからのラボの在り方についてのトークセッションを行いました。

<パネリスト>

・株式会社リバネス 代表取締役副社長 CTO 井上浄 氏

・マイキャン・テクノロジーズ株式会社 COO兼CFO 伏原和久 氏(SCLご入居さま)

・ワオデザイン株式会社 代表取締役 山本浩司 氏(KRPご入居者さま)

・京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 中根静香

<司会・ファシリテーター>

・京都リサーチパーク株式会社 新事業開発部 長田和良

パネリストからは、シェアラボの魅力として、自前でラボを設置する際と比較して、初期投資を大幅に削減できることはもちろん、他社の研究者との新しいコラボレーションが生まれる可能性についても、期待の声があがりました。

理化学機器の新作をシェアラボに設置し、シェアラボ内の研究者に実際に利用してもらい、フィードバックを獲得し、製品のさらなるブラッシュアップに繋げるといったシェアラボ活用法も提案されました。

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ワオデザイン(株)山本氏(上段左)、マイキャン・テクノロジーズ(株)伏原氏(上段右)、(株)リバネス井上氏(下段)

「スタートアップの成長に重要なことは『人』。各インキュベーション施設にビジネスの相手や、将来の仲間になるかもしれない『人』が集まりやすい仕掛けをつくることが必要だ』とリバネスの井上氏。

共用部の充実も一つの仕掛けであり、そこでの何気ない「雑談」は人材交流や人材流動、ひいてはイノベーションのきっかけとなる可能性がひめられていると、パネリスト一同、これからのラボについての議論が盛り上がりました。

KRPでは、定期的にライフサイエンス・ウェルネス系の企業・スタートアップやアカデミアの研究者を対象に、研究環境やアクセラレーションプログラムなどの情報を発信するセミナーを開催していく予定です。次回もお楽しみに。

本セミナーの資料の一部をこちらからダウンロード