クリエイティブ・テーブル 『工芸から見たデザイン、デザインから見た工芸』終了
2016年11月30日(水)18:30~20:00
「クリエイティブ・テーブル」は、先進的なアイデアでものづくり・ことづくりを行い、分野を飛び越えて活躍する多彩なクリエイターの声に耳を傾け、これからのデザイン、これからのものづくりについて考え創造していく対話型トークイベントです。
今回は、とうふすくい、茶こしなど、京料理を支える道具として愛用される京金網の工房「金網つじ」の辻 徹さんと、松原商店街の中にカフェであり、本屋でもあるデザイン事務所を構えるグラフィック・デザイナーのサノワタルさんとのクロストークです。暮らしに美しさと心地よさを与える道具を作り続けてきた金網つじが理念に掲げる「脇役の品格」についてと、お二人が考えるこれからの工芸とデザインについてお話頂きました。
開催日:2016年11月30日(水)18:30~20:00
参加者:62名
ゲスト:辻 徹 氏(金網つじ)/サノ ワタル 氏(いろいろデザイン)
ゲスト略歴
辻 徹 |TUJI Toru
1981年、金網職人の家庭に生まれる。高校卒業後、アパレルに3年間従事する。
その後、ジャマイカに行き、2001年、帰国後家業に従事し今に至る。
http://www.kanaamitsuji.com
サノ ワタル |SANO Wataru
グラフィックデザイン・ウェブデザインなどを中心に様々な領域のデザインや企画を手掛ける。2006年から「地域」「デザイン」「コミュニティー」をコンセプトにしたデザイン活動を展開。
Producer / Graphic designer / iroiro オーナー 京都精華大学非常勤講師 / 立命館大学非常勤講師歴任 (公)日本グラフィックデザイナー協会 会員
http://sanowataru.com
【参加者の声】
●辻さんの考え方に触れられたのも大変参考になりました。サノさんのデザインに対する考え方も、同業としてはハッとさせられました。
●辻さんの物づくりの姿勢がとても素敵だと思います。ブレずにまっすぐ、アップデートを惜しまない。今後の参考にさせて頂きます。
●とても楽しくもあり、職人さんとしての大切な思いを伝えてくださって、ありがとうございました。
会場:KISTIC2F イノベーションルーム
(左)サノ ワタル氏/(右)辻 徹氏
クリエイティブ・テーブル
http://www.krp.co.jp/sangaku/design/c_table/