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イベント情報

E2M Square 第3回KRPフォーラム「3回でつかむ『人工知能×ものづくり』 〜最先端のAI・ロボットと製造業の未来〜」 開催報告終了

京都リサーチパーク(株)産学公連携部主催の、E2M Square 第3回KRPフォーラム「3回でつかむ『人工知能×ものづくり』」〜最先端のAI・ロボットと製造業の未来〜を下記の通り開催いたしました。

日 時 : 平成30年1月30日(火) 講演15:00~ / 交流会17:45~
会 場 : 京都リサーチパーク 東地区 1号館 4階 サイエンスホール
主 催 : 京都リサーチパーク(株) 産学公連携部
出席者 : 99名(関係者含む)


【講演1】
「知能ピッキングロボットの開発と普及によって重労働と単純労働から人間を解放する」
Kyoto Robotics 株式会社 取締役代表執行役社長 徐 剛 氏
(平成30年1月より 株式会社三次元メディアから社名変更)

自身が大学教授でありながら、起業した経験を踏まえ、時代のニーズに合わせて、3次元計測事業から知能ロボット事業へと転換をしていく柔軟な経営戦略についてご講演いただきました。 出席者からは「3次元ビジョンの技術的説明とベンチャー企業としての経営方針を知ることができ有益だった」「明確なビジョンを持って、技術革新で課題解決に取り組んでおられることがよくわかった」との意見があがりました。

【講演2】
「人工知能を用いた多品種少量生産のロボット化」
大阪大学 大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻 原田 研介 氏

ロボットがどのように部品を把持するのか、また難しい作業にどう適応するのか、ニューラルネット以外にも学習データが比較的少なく済むランダムフォレストという機械学習や、シュミレーションと機械学習を併用する工夫についてご講演いただきました。 出席者からは「セル生産のロボット化の困難度がよく分かった」「AIとシュミレーションのコラボが参考になった」との意見があがりました。

【講演3】
「製造業からみた人工知能技術に対する期待とパナソニックの取り組み」
パナソニック株式会社 AIソリューションセンター ソリューション基盤技術部 部長 岩崎 正宏 氏

パナソニック社が手掛ける、住宅・車載・BtoBの幅広い事業に、横断的に人工知能を活用・実装していることについてご講演いただきました。 出席者からは「車載などの具体的な話から、今後のAIがどのように進んでいくのか、そして課題がわかった」「モノからサービスへという視点を参考にしたい」との意見があがりました。

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(左から、徐氏・原田氏・岩崎氏)

※フォーラム終了後、別会場にて交流会を開催し、活発な意見交換が行われました。

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