【イベントレポート】KRPミートアップVol.5 「公式アカウントの炎上は防げる!今こそ知っておくべきSNS炎上のメカニズムと対処法 」

2025年4月25日、京都リサーチパーク(KRP)のKISTIC棟2階「たまり場」にて、SNS運用に関する実践的なイベントが開催されました。一般社団法人SNSプロフェッショナル協会理事の牧野唯仁氏を講師に迎え、企業のSNS運用における炎上メカニズムと対処法について学ぶ機会となりました。

イベント趣旨説明
イベントは京都リサーチパーク株式会社の井上氏の司会で始まり、初めにKRPの概要説明がありました。KRPは甲子園1.5個分の敷地に18棟のオフィスビルを擁し、約510組織、6,000人が働く拠点です。単なる不動産賃貸だけでなく、「集・交・創」という社是のもと、年間200件以上のイベントを実施しています。そこから牧野氏の講演に移りました。
炎上の基になるオンラインコミュニケーションの注意点
牧野氏は、炎上に至る要因のインターネット上での情報拡散や反応の集中について解説しました。オンライン空間では、時に特定の投稿に対して多数の反応が集まり、状況が複雑化することがあります。その背景には様々な要因が考えられるとのことでした。
特にSNSの特性として、以下のような点が議論されました:
- デジタル空間での匿名性が与える影響
- 情報の急速な拡散とその検証の難しさ
- 特定の考えに共感する人々が集まりやすい環境

企業アカウント運用の注意点
牧野氏からは、一般化された事例を通じて、企業アカウントの適切な運用について解説しました。社内コミュニケーションの重要性や、適切な対応がなされなかった場合の影響などが紹介されました。
SNS運用で特に注意が必要な話題としては、様々なセンシティブな内容が挙げられました。企業として発信する内容には十分な配慮が必要であると強調されました。
デジタルコミュニケーションの心得
セミナーでは、オンライン上での情報発信における基本的な考え方について議論されました。講師からは組織としての情報管理の重要性や、予期せぬ状況が発生した際の対応の基本的な考え方が示されました。
参加者は、日々のコミュニケーション活動において意識すべき点や、組織としての一貫性のある対応の重要性について理解を深めました。特に、デジタル空間での情報拡散の速さと影響範囲の広さを踏まえた上での慎重なアプローチが必要であることが強調されました。
参加者グループワーク
後半は参加者同士のグループでのディスカッションと実践的な考察の時間が設けられました。参加者は講師から提示された架空のシナリオについて、企業アカウント運営者としての適切な対応を考えるよう促されました。
参加者はグループに分かれ、企業としての対応のあり方や、炎上した際の情報発信における配慮すべき点などについて意見を交換し、シナリオケースに対応するプランを発表しあいました。。講師からは参加者の意見に対するフィードバックがあり、ケースや状況に応じた実務に即した具体的なアドバイスも提供されました。
また、対外的なコミュニケーションにおける基本姿勢や、文章表現のニュアンスの重要性についても解説がありました。

SNSプロフェッショナル協会の活動紹介
イベントの締めくくりに、一般社団法人SNSプロフェッショナル協会の活動が紹介されました。牧野氏は協会が提供する「SNSプロフェッショナル検定」や「SNS基礎講座」について説明し、企業のSNS担当者が基礎知識をしっかり身につけることの重要性を強調しました。
「SNSの基礎を知っていると、新しいSNSが登場しても、その運用方法やブランディングにどう活用すべきかがわかります」と牧野氏。個人での使用経験だけではなく、企業アカウント運用のための体系的な知識を身につけることの価値が語られました。
イベント終了後も参加者からは次回のテーマとして「最新技術とSNS運用の関係性」などの提案があり、継続的な学びの場への期待が感じられました。