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立命館大学認知科学研究センター主催 研究会!「成人の分数表象の認知的特性」「コミック工学とAI−漫画を工学する挑戦−」終了

【概要】

第26回認知科学研究センター主催の研究会が京都リサーチパーク「たまり場」で開催されます!

今回の講義内容は「成人の分数表象の認知的特性」岡本真彦先生(大阪府立大学第1学系群現代システム科学系)と「コミック工学とAI −漫画を工学する挑戦−」山西良典先生(立命館大学情報理工学部)です。

■「成人の分数表象の認知的特性」

近年、分数の認知が心の中でどのように表象あるいは処理されているのかを明らかにしようとする研究が盛んに行われるようになってきています。というのも、分数の理解がそれ以降の算数・数学のカギとなっていることが分かり始めてきたからです。当日の講演では、分数の扱い方を調べるための実験を実際に体験してもらって、成人である大学生が分数を心の中でどのように表象しているか(扱っているか)に関する研究を紹介してみようと思います。

■「コミック工学とAI −漫画を工学する挑戦−」

コミック工学は、漫画というコンテンツを中心に置き、コンテンツの特性を考慮した分析や処理、インタラクションデザインを提案していくコンテンツ指向研究として位置づけられます。本講演では、電子化がますます勢いを増す漫画の背景とともに出版社や書店に対するインタビューによって得られた知見を共有すると共に、これまでに発表されてきた代表的な研究事例を紹介します。また、漫画を読むという行動を人間のマルチメディア処理の一例として捉えた、エンタテインメントコンテンツの「楽しさ」の秘密に迫るアプローチの展望についても概説いたします。

「立命館大学認知科学研究センター」は、人間の認知活動(知覚、思考、言語など)の基礎的な過程の解明、また、応用的な問題へも範囲を広げ、人間と環境、人間と人間、人間と機械の創造的協働を実現する俯瞰的な認知科学体系の構築を目指すことを研究活動の目的とし、この分野の発展に貢献することを目的としています。2か月に1回行われる研究会では様々な分野から講師の先生方をお招きして活発な活動を行っております。

【日時】

2020年2月4日(火) 18:00~19:30

【会場】

京都リサーチパーク株式会社 東地区KISTIC 2階 たまり場

「京都リサーチパーク たまり場 アクセス」https://www.krp.co.jp/tamari-ba/access/

【参加費】

無料

【主催】

主催:立命館大学認知科学研究センター

【参加お問い合わせ先】

立命館大学認知科学研究センター 事務局 松口

メールアドレス:cogscict@st.ritsumei.ac.jp

【認知科学研究センター参考URL】

ホームページ:http://csc.ritsumei.ac.jp/home

ツイッター:https://twitter.com/tNBA2hSP5c9ol3l