イノベーション創発
スタートアップ事例
テクノロジースタートアップ ・ アクセラレーター
最大級ピッチコンテストの発表指南
(株)京都マイクロシステムズ 代表取締役 加藤 好志氏
放置すると失明に至ると いわれる緑内障。40歳以上の20人に1人が発病し、高齢化にともなって患者数は増加の一途をたどっていきます。さらにその治療に用いる点眼薬は誤って溢れさせ体内に吸収されると副作用を起こし、死に至る場合もあるのです。当社はその点眼薬を安全・正確に点眼できるための画期的なデバイスを開発。既に特許を出願し試作品を構想中です。さらに具体的な事業化やより価値あるビジネスマッチングの機会をもとめて、国内最大級のピッチコンテストに参加。5分間ピッチそのものも初めての経験でしたが、テクノロジースタートアップ・アクセラレーターで(同)SARRから発表ポイントにつ いて有益なアドバイスをいただき、おかげで49社中の20社に残り2次予選を通過し最終審査に進むことができました。
売るための助言・サポートで加勢
CORESCOPE(株) 代表取締役 大久保 康氏
研究者時代の経験に基づき、生化学系実験での膨大な作業を正確・迅速にこなすために「これがあればなあ…」と実感していた器具や装置を製造開発、1年たって再生医療など細胞研究の現場を中心に少しずつ反応が出てきたところです。ありそうでなかったニッチ製品であるがゆえに、その製品を必要としている研究者にどうやって製品の存在を知って頂くか、知名度の向上が目下の課題です。(同)SARRやKRP(株)から折々に頂く助言、知財サポーターや補助金の紹介など、重要な情報が得られるKRP地区のネットワークに大いに助けられています。次は高齢者の自立歩行を支援する機器やサービスの開発に向けて「売れるものづくり」を目指していきます。