平成28年度 再生医療サポートビジネス懇話会 第1回はんなり雑記終了

平成28年度 再生医療サポートビジネス懇話会 第1回はんなり雑記


日時 / 平成28年4月20日(水) 15時30分~18時00分 (懇親会:18時15分~19時30分)
場所 / 京都リサーチパーク1号館4階サイエンスホール (懇親会:サイエンスセンタークラブ)
講師 / 田畑 泰彦 氏 (京都大学 再生医科学研究所 生体材料学分野 教授)
講演 / 細胞の能力を高めるためのモノづくり技術 


-再生医療サポートビジネスに向けて-
「再生医療サポートビジネス懇話会」は本年度で8年目を迎えました。

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今年も多くの企業の方々にご参加頂き、正会員が45名 (43社)、特別会員が27名(21団体)でスタートいたしました。
また、今回は懇話会初の試みとして、東京への生中継が行われました!これを機に、東京の企業様も京都会場にご参加いただけたらと思います。


さて、平成28年度の再生医療サポートビジネス懇話会第1回は、
細胞の能力を高めるためのモノづくり技術 -再生医療サポートビジネスに向けて-」と題しまして、田畑 泰彦 教授(京都大学 再生医科学研究所 生体材料学分野)に「再生医療」全般についてお話し頂きました。
私は今回田畑先生のお話をお聞きするのが初めてだったのですが、再生医療に関するお話をモノづくりの方たちにも分かりやすく伝えようとしてくださる、アツい姿がとても印象的でした。

ところで皆さん、「再生医療」についてどの程度ご存知でしょうか?
山中伸弥教授が発見された「iPS細胞」のような言葉を少し知っている程度という方も多いと思いますが、それだけではありません。

実は再生医療は、①再生治療と②再生研究の二つに分けることができます。

①の再生治療にあたるのが「iPS細胞」や生体吸収性の人工血管などで、医療現場で実際に使われるようになるためには厚生労働省の許可が必要です。そのため、長い時間・多額の資金が必要になる分野だと言えます。
一方②の再生研究には、細胞の培養を効率的にする器具、細胞評価のためのイメージング装置などが含まれます。
ここで重要なのが厚労省の許可が必要ないということです。
そのため、中堅・中小企業が自社のモノづくり技術を生かして参入できる分野だといえるでしょう。

もう参入は遅いんじゃないか?そう考えている皆さん、安心してください!まだ間に合いますよ!

先生も仰っていましたが、再生医療はこれからの分野です。更なる研究や治療を進めていくためには、新たな研究機器、医療材料、技術が必要ですが、そのために多くの企業が参加し、ビジネスとして市場自体が活性化していくことが重要ではないでしょうか?
細胞を元気にするのが再生治療ならば、その技術をさらに元気にしていくのが再生研究ではないでしょうか。
そのために、私たちも頑張っていきたいと思います!


次回、第2回の懇話会は6/9(木)の16:00~19:00、
講師は公益財団法人 先端医療振興財団 細胞療法研究開発センター センター長の川真田 伸氏をお迎えして「細胞治療の現状とその産業化の展望について」を開催いたします。皆様ぜひご参加ください!

執筆者:H・O


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