環境・サービス
やすらぎの緑
京都リサーチパーク東地区には、約1,000m²の中庭を配置。四季折々の植物が目を楽しませてくれます。陽光ふりそそぐ、心やすらぐ空間では、ご入居者さまがお昼ご飯を食べたり、談笑したりする姿が見られます。
やすらぎの緑マップ
植物名をクリックすると、詳細が表示されます。
ヤマモミジ(山紅葉)/ Acer sieboldianum
- ムクロジ科 カエデ属
- 原産地:日本
- 落葉高木
- 草丈/樹高:5〜10m
中部以北の主に日本海側の山地に生える落葉高木。幹は滑らかで細い枝が多数分枝します。葉は長い柄をもち対生し長さ6~8㎝で7~9裂の掌状。KRP地区内で紅葉を楽しめます。紅葉は10月中旬から11月頃が見頃です。
ヤマボウシ(山法師)/ Cornus kousa
- ミズキ科 サンシュユ属
- 原産地:中国、朝鮮半島、日本
- 高木
- 草丈/樹高:10~15m
- 開花期:6月中旬~7月中旬
- 花:白、ピンク
葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさはやや少ないですが、梅雨どきの花木として愛される存在。花のように見えるのは本来の花弁ではなく、総苞片(花のつけ根の葉)。果実は8月から9月に紅橙色に熟し、果肉は粘質で甘く生食できるそうです。
ハギ(萩)/ Lespedeza thunbergii
- マメ科 ハギ属
- 原産地:日本
- 低木
- 草丈/樹高:1.5~2m
- 開花期:7月~9月
- 花:赤紫色
秋の七草の一つであるハギは、『万葉集』に最も多く詠まれていることからも、古くから日本人に親しまれてきた植物です。枝垂れて、晩夏から秋にかけて、多数の赤紫色の花を咲かせるのが特徴です。
シダレザクラ(枝垂桜)/ Cerasus spachiana f. spachiana
- バラ科 サクラ属
- 原産地:日本
- 落葉高木
- 草丈/樹高:10~20m
- 開花期:3月下旬~4月上旬
- 花:淡紅色
枝が横に開出し、枝先が下垂しているのが特徴。葉は長楕円形で互生し、葉縁には鋭く尖つた鋸歯があります。花は葉が出る前に散形状に開きます。KRP東地区の春の風物詩です。
ウメ / Prunus mume
- バラ科 サクラ属
- 原産地:中国
- 高木
- 草丈/樹高:5~10m
- 開花期:1月~3月
- 花:白、ピンク、赤
中国原産の花木で、『万葉集』では100首を超える歌が詠まれていることから、奈良時代にはすでに栽培されています。観賞価値の高い花を咲かせる「花ウメ」と薬や食品加工用に向く良質の実をつける「実ウメ」に分けられます。冬の庭に春を告げる存在です。