2017/10/18

AFIテクノロジーの事業について

(株)AFIテクノロジー 代表取締役社長 円城寺 隆治


「当社は、FESという革新的な分離技術をグローバルスタンダードにすることを目指しています。社名のAFIはAdvanced Filtration Industries Technologyの略称で、FES(Fluid Electric filtering and Sorting technology)という電気計測と流体制御技術を組み合わせた革新的な分離技術が核となっています。FESでは、事前ラベリングせずに目的の細胞や不純物を分離できます。当社はFESを用いた製品を通じて、多くの産業が直面している問題を解決していきます。

FESには、iPS細胞などの細胞分離に用いる『連続分離型』と、バクテリアの検出に用いる『濃縮分離型』があります。当社は、最初の製品として『濃縮分離型』の技術を用いてバクテリアを簡便、スピーディかつ高感度に検出する装置ELESTAを2016年に発表しました。ELESTAは食品・飲料などの品質検査市場をターゲットとしています。さらに、血中腫瘍細胞(CTC)などを用いた臨床研究の市場や、iPS細胞など細胞分離の市場に向けた製品を開発中で、2018年以降、各々の市場ニーズに対応した仕様のELESTAシリーズをリリースしていきます。」

【主なメンターコメント】
「もしバクテリアが100%除去されることを証明できれば、細胞の静脈注射など非経口投与のフィルターとして非常に大きな市場があると思う」 Takeda Pharmaceuticals, Sham Nikam氏

「技術特徴の紹介に注力した資料だったが、顧客ベネフィットや他社との違いを示した方が分かりやすい」MassBIO, Elizabeth Steele氏

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【発表者プロフィール】
呼吸用保護具メーカーである重松製作所の研究者として10年間従事した後、2007年に静電現象の一種である誘電泳動を専門とするフィルテクノジャパン(株)を設立し、大学研究機関および食品飲料メーカーの研究者向けにフロー型分離ツールを開発。2013年に(株)AFIテクノロジーを設立し、DEPを導入した微生物の迅速分析装置「エレスタ」の開発に着手。2014年、代表取締役社長に就任。2012年に首都大学東京(旧東京都立大学)にて博士(工学)取得。専門は微生物学および誘電泳動(電磁気学)。
(株)AFIテクノロジー ウェブサイト http://afi.co.jp/

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