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2023/01/16

イベントレポート【HVC KYOTO 2022ポストイベント②】ウェルネスシンポジウム

ウェルネスシンポジウム~細胞バイオテクノロジーの観点から再生医療関連ビジネスを再考してみるのは面白い~

 1214日、京都大学医生物学研究所 教授の田畑泰彦先生の企画・監修による【HVC KYOTO 2022ポストイベント②】「ウェルネスシンポジウム」がKRP西地区4号館、バズホールで開催されました。再生医療は有効な治療法のなかった疾患の治療ができるようになるなど、世界中において、その研究や技術の発展が進んでいます。HVC KYOTOでも、これまでに登壇されたスタートアップの20%が再生医療関連であり、産業としての発展が見込まれる分野です。本イベントは、研究とビジネスの最前線で活躍する専門家お招きして、最新情報を共有する機会としています。「産学官それぞれ立場の異なる専門家の本音を聞ける。」と評判のパネルディスカッションでは、モデレーターである田畑先生が、この場・この時間限りのライブ感を重視し、参加者からの質問も随時取り上げながら、濃密な議論を引き出しておられました。「新年を迎えるにあたり研究の羅針盤にしている。」というリピーターもおられる貴重な機会となっています。

サムネイル1.png

開催概要
・日時:20221214日 1000分~1730分 ハイブリッド開催 
・参加者:223
(参加者属性)
ポストイベント②申込者属性.png

・主催者挨拶:門脇あつ子(京都リサーチパーク㈱ 代表取締役社長)
・オーバービュー:
 田畑泰彦 氏(京都大学医生物学研究所 教授)
「再生医療関連ビジネスは細胞に対するバイオテクノロジー分野から始まる」*動画はこちら

・基調講演:
 畠賢一郎 氏(㈱ジャパン・ティッシュエンジニアリング 代表取締役 社長執行役員
「再生医療等製品の多様性とそのビジネスモデルについて考える」オンライン参加
・基調講演:
 寺井崇二 氏(新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野 教授)
「肝硬変症に対する再生医療技術の開発から考える ー幹細胞、ペプチド、細胞外小胞-」*動画はこちら
・パネリストによる情報提供
 後藤靖博 氏(経済産業省 生物化学産業課 総括補佐)
「再生医療の産業化おける課題と政府の取組について」
 佐藤陽治 氏(国立医薬品食品衛生研究所/再生・細胞医療製品部長)
「生薬と薬学の関係から考えると細胞加工製品と再生医学の関係はどの段階なのか?」
 川島一公 氏 (インテグリカルチャー㈱ 取締役 CTO
「細胞農業が進める培養コスト削減と培養技術の先」*動画はこちら
 長船健二 氏(リジェネフロ㈱ 取締役最高科学顧問(創設者)兼 京都大学 iPS細胞研究所 教授)
iPS細胞を用いた腎疾患に対する新規治療法の開発」*動画はこちら
 宮川繁 氏(大阪大学大学院 医学系研究科 外科学講座 心臓血管外科 教授)
「新しい再生医療技術の実現に向けて」*動画はこちら

・パネルディスカッション
・併設展・名刺交換会

パネルディスカッション(抜粋にてご紹介) 

再生医療についての認識や考え方は、アカデミア、企業など、バックグラウンドの違いで食い違いがあるのが現状です。その違いを解消する場として、パネルディスカッションには産学官からモデレーターの田畑先生を含む専門家が7名登壇し、様々な視点から意見が交換されました。

レポート全文を読む

パネルディスカッション2.jpg

近日開催予定!【HVC KYOTO 2022 ポストイベント③】
Alumniショウケース「大企業との連携:創業 -EXITにおける、相手の見つけ方と合意点の作り方-」

開催日時:2023年2月3日(金) 13:30~16:00(予定) 
参加のお申込み・詳細の確認はコチラから

\こんな人にオススメです/
・企業との連携に課題感を持つスタートアップ
・研究シーズの社会実装のために、企業との連携を検討したい研究者/起業を検討する方
・スタートアップのシーズを自社文脈にどう落とし込むかを検討する事業会社のご担当者さま
・アカデミアの産学連携部門の方
・各省庁、自治体にてスタートアップ政策に取り組まれている方