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開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.20「"悪"とこころの可能性」終了

ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.20
「"悪"とこころの可能性」

■日時:2022年5月30日(月)16:30~17:30

■会場:➀京都リサーチパーク 「サイエンスセンタークラブ」
    ②オンライン(ZOOMによる開催)

■テーマ:「"悪"とこころの可能性」

■講師:長谷 雄太 特定助教(京都大学大学院教育学研究科)

■主催:京都リサーチパーク (株)

■協力:京大オリジナル(株)

■参加人数:45名(関係者含め51名)

■プログラム:
16:30~17:00 長谷先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション

京都リサーチパーク(株)は、人とのふれあいや繋がりをきっかけにイノベーションが生まれる場になるようにという思いを込めたサイエンスカフェ形式のイベント「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。京大オリジナル株式会社様にご協力いただき開催した第20回目は、京都大学大学院教育学研究科長谷 雄太 特定助教をお招きし、「"悪"とこころの可能性」をテーマに開催しました。

まず初めに、長谷先生より「"悪"とこころの可能性」のテーマの下、"悪"を学問で扱うとはどういうことか、宗教学・哲学・精神医学等との関わりに触れながらご紹介いただきました。また、"悪"がスクラップ&ビルドのスクラップの機能を果たす場面や、腸内の悪玉菌のようにライフサイエンスにおいても必要な"悪"について説明いただきました。

その後、先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションの際には、会場とオンラインの両方から質問やコメントが寄せられ、長谷先生には参加者からの質問に11つ詳しくお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、「お話がとても面白かった。」「生物は進化のどの段階で悪をもったのか?」「人類の進化の過程で、こころのバランスを取るため、善悪の概念ができたのでは?」といったお声がありました。

長谷先生2.jpg

長谷先生 研究内容の説明をされている様子