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開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.16「光で可逆的に色が変化する無機ナノ材料」終了

ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.16
「光で可逆的に色が変化する無機ナノ材料

■日時:2022年1月21日(金)16:30~17:30

■会場:①京都リサーチパーク「サイエンスセンタークラブ」 ②オンライン(ZOOMによる開催)

■テーマ:「光で可逆的に色が変化する無機ナノ材料」

■講師:小林 洋一 准教授(立命館大学 生命科学部応用化学科)

■主催:京都リサーチパーク (株)

■協力:立命館大学

■参加人数:19名(関係者含め20名)

■プログラム:
16:30~17:00 小林先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション

京都リサーチパーク(株)は、オープンイノベーションを志す企業様向けの会員制度「KRP OPEN INNOVATION CLUB」内のコンテンツとして、「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。立命館大学様にご協力いただき開催した第16回目は、立命館大学 生命科学部応用化学科の小林 洋一 准教授をお招きし、「光で可逆的に色が変化する無機ナノ材料」をテーマに開催しました。

まず初めに、小林先生より、「光で可逆的に色が変化する無機ナノ材料」のテーマの下、光を吸収して色が変化する「フォトクロミズム」の歴史から、利用できる物質、無機物と有機物での違いなど、最新の研究結果に基づきながら、光を吸収する能力に優れている無機ナノ材料のご説明をいただきました。産業利用としては、調光レンズの市場が最も大きく、自動車の窓ガラスや建材への利用例もご紹介がありました。

その後、先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションの際には、会場とオンラインの両方から質問やコメントが寄せられ、小林先生には参加者からの質問に11つ詳しくお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、「光を吸収後、能動的に色の変化する時間を調整することができれば、より産業用途が広がるのではないか?」「光を利用しエコな素材で魅力的だ。」「大変専門的ですが、実用化されると大変面白い技術だと思いました。」「無機系フォトクロミック材料の可能性を知ることができました。」といったお声がありました。

小林先生写真.jpg

小林先生 研究内容の説明をされている様子