2025/11/07(金)
研究力を最大化する 産官学連携プラットフォーム ~Seeds-Hubの挑戦とその実践例~ 終了

2025年10月27日(月)に、健都イノベーションパーク交流セミナー《京大発イノベーションを探る @健都》「"研究力を最大化する"産官学連携プラットフォーム ~Seeds-Hubの挑戦とその実践例~」を、オンライン配信で開催いたしました。
■当日プログラム■
・講演
・パネルディスカッション&質疑応答
・交流・名刺交換 ※現地参加の方のみ
当日は、京都大学 成長戦略本部統括事業部イノベーション領域 副統括 兼 大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構 特定教授の鈴木 忍先生と、京都大学iCeMSにご所属で、一般社団法人Seed Fairing 代表理事としてもご活躍の、池田幸樹先生のおふたりに登壇いただきました。
鈴木先生には、全国のアカデミアの研究者と民間企業・機関の研究者や技術者がつながることのできるプラットフォーム「Seeds-Hub」について:研究提案やニーズシーズの探索・マッチングなどを目的とした同プラットフォーム立ち上げの発意、連携促進に向けた課題意識などを中心に、研究成果を社会実装につなげる取組みの実例を、ご紹介いただきました。
また、池田先生は、自ら発明された医薬品や技術をもとに実際に、社会実装を仕掛けていく形で、アカデミア創薬に関する知識・経験を積まれている"現場の視点"から、アカデミア創薬の現状、起業のタイムライン、そして、とくに医薬領域で有効と考えられるコンシェルジュサービスの提案などについて、お話しいただきました。

- 当日のパネルディスカッション 話題例(抜粋)
<進行:京大オリジナル株式会社共創アシストチーム 岡田一郎氏>
大学研究者と企業を結びつけるプラットフォーム「Seeds-Hub」について。その構想段階から今日に至るまで、「これだけは譲れない」という理念・目的・ルールなどがあれば、お教えください。また、研究者として、Seeds-Hubや他の研究データベースを使ってみてどうか、というお話をお聞かせください。
(鈴木先生)日本の研究を世界に発信したいという思いは、基礎研究に携わっていた時期から持っていた。日本の研究の「良さ」はもっと見せられる、示したいと感じている。しかし、企業とのディスカッションでは「研究がearlyだ」「次の段階まで進んでから話そう」との反応が多い。Seeds-Hubでは、異なるセクターの方々と、研究に関するさまざまな情報だけでなく、「研究を共に育てていこう」という思いも共有しながら、多くの研究を世界に発信していけるような雰囲気を育んでいければと思っている。
(池田先生)研究者としては、宣伝力の強化が重要だと感じる。実際には、Face to Faceの会話が大切になり、自分で直接関わって"売り場に立つ"と成果が出る一方で、他人に任せると熱が逃げてしまう、といったことがある。そのため、研究の内容を面白いと思い、その魅力を伝えられるスポークスマンを組織内に増やし、R&Dの研究者が安心して任せられる仕組みがあれば、と思う。このあたりが実現されるように、と今後も期待している。
以上
当日は、会場・オンライン配信において、約80名の皆様にご参加いただきました。
京都リサーチパーク(株)では、今後も、定期的にライフサイエンス・ウェルネス系の企業・スタートアップやアカデミアの研究者を対象とした、研究環境やアクセラレーションプログラムなどの情報を発信するセミナーを開催します。次回もぜひご参加ください。
過去のイベントレポート等はこちら⇒https://www.krp.co.jp/labplus/events/
イベントの中でご案内した「ターンキーラボ健都」の詳細は以下ページからご覧ください。
