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2025/04/01

合成生物学で拓くバイオものづくり新時代〜有用物質生産技術の最前線〜 終了

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2025年521日(水)に、健都イノベーションパーク交流セミナー「合成生物学で拓くバイオものづくり新時代〜有用物質生産技術の最前線〜」を、大阪・健都の会場(オンライン配信とのハイブリッド)で開催いたしました。

■当日プログラム■
16:00~ 開会/登壇者ご紹介・オープニングアンケート
16:10~ ご講演
17:00~ 質疑応答
17:10~ <現地会場のみ>意見交換・名刺交換   のち閉会(~17:30頃まで)

神戸大学の蓮沼誠久教授を講師に迎え、「合成生物学で拓くバイオものづくり新時代 ~有用物質生産技術の最前線~」と題してご講演いただきました。

まず、合成生物学的アプローチにより、細胞内の代謝経路を最適化し、多様な有用物質の高生産を実現する研究の成果をご紹介いただきました。高価格や法規制により入手困難だった物質も、最先端のバイオ技術と微生物などの生物資源を組み合わせることで高濃度での生産が可能に。また、用途の広い物質の生産が可能となることで、生産ターゲットの自由度も高まっていることを、企業との共同研究事例などを交えて解説いただきました。

次に、バイオ×AI・ロボティクスの融合について。スマートセルプラットフォームの構築に取り組み、DBTLサイクル(設計・構築・試験・学習)を適用実施している様子をご紹介いただきました。ここでは、複雑で煩雑なメタボローム解析の前処理にロボティクスを導入することで、ハイスループット化と熟練者以上の高精度な処理を両立した例を解説。こうした解析技術をマイクロバイオーム創薬への展開にもつなげ、研究をすすめられています。さらに、企業と共同開発した、質量分析装置との融合による「自律型」実験システムについても、動画を交えご紹介いただきました。

最後に、神戸ポートアイランドに開設予定の、自動化とデジタルトランスフォーメーションを軸とした次世代の研究開発拠点「バイオものづくり共創拠点」について、情報共有いただきました。

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■質疑応答の一例
Q:改変の困難な種または不可能な種がありますか。また、これらに対しても取り組んでおられるのでしょうか。
A:まさに展開したい部分。改変の困難な種、例えば、酵母や大腸菌以外の微生物に対してもDBTLサイクルを適用しようと取り組んでいるところで、今後、大学・企業等の間で協働・議論していければ、と考えている。

以上

当日は、オンラインおよび現地会場をあわせて、およそ120名の皆様にご参加いただきました。

京都リサーチパーク(株)では、今後も、定期的にライフサイエンス・ウェルネス系の企業・スタートアップやアカデミアの研究者を対象とした、研究環境やアクセラレーションプログラムなどの情報を発信するセミナーを開催します。次回もぜひご参加ください。

過去のイベントレポート等はこちら⇒https://www.krp.co.jp/labplus/events/
イベントの中でご案内した「ターンキーラボ健都」の詳細は以下ページからご覧ください。


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