ビーコンによる屋内位置測位システム(株式会社写真化学)終了
実施企業
株式会社写真化学 (HPはこちら)
★ソリューション名「A-Indicator」
技術紹介と実験目的
本実証実験は、ビーコン測位の精度向上を目的に実施されました。
従来のビーコン測位では、電波環境の影響により位置誤差が発生した場合、その誤差を許容するしかなく、誤差の大きい環境では実用性が制限されてきました。本技術は、自己組織化メカニズムを基盤にしたアルゴリズムと、機械学習(AI)を組み合わせることで、電波による測位誤差を現場ごとに学習・補正するシステムを実現する新しい技術です。
実験の目的は、広い屋内空間における、ビーコンの設置台数と測位精度の関係を系統的に把握することです。これにより少数のビーコンでの安定した位置測位が実現でき、従来の課題である多数のビーコン配置による高コスト化に対し、導入・運用コストの低減が可能になります。その成果は工場や大型施設、地下施設、屋内ナビゲーションといった多様な用途が期待されます。
実証実験の様子
京都リサーチパークでは、広い屋内空間での精度検証をするため、300人規模のホールを会場に実施されました。
まず会場内に一定間隔でビーコンを配置し、実験者はビーコン受信端末を携行してホール内を徒歩で移動しました。移動中の軌跡と現在地は専用アプリ上でリアルタイムに表示・記録され、測位結果と実際の移動経路とのずれを定量的に比較します。
次にビーコンの台数を増やしたり減らしたりしながら、同様の移動試験を繰り返し、台数の増減が測位精度に与える影響を詳細に観察しました。
収集したログデータは、AIモデルの改良や、最適なビーコン配置パターンの導出に役立てられ、実用化に向けた設置指針や運用方針の検討が進められています。

実施概要
実施場所:バズホール、サイエンスホール
実施期間:2025年3月17日・2025年3月24日
京都リサーチパークでの実証実験の受け入れについて
現在、京都リサーチパークを実証実験フィールドとして開放しております。
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