2025/10/03(金)
【実証実験ニュース】インフラモニタリングシステム(株式会社セック)
現在、京都リサーチパークでは、企業・団体による実証実験に対し、積極的な受け入れを行っております。
今回は、株式会社セックによるインフラモニタリングを想定したIoTシステムの実証実験についてご紹介いたします。
実施企業
株式会社セック (HPはこちら)
技術紹介と実験目的
リアルタイム技術専門のソフトウェア会社である株式会社セックは、"レザバーコンピューティング"を使用したシステム開発に取り組まれています。レザバーコンピューティングとは、時系列データ処理や高速学習に特化した機械学習のフレームで、株式会社セックではそれらの技術を活用した異常検知システムの開発を進めています。
現在開発されている異常検知システムは、「ロボットの動作の異常検知システム」や「音で異常検知するアプリケーション」など多岐にわたりますが、今回はインフラモニタリングを想定したIoTシステムの開発のための実証実験が行われました。
今後、実証実験で使用したモジュールがさらに小型化し、省電力で動作させることができれば、あらゆる場所でのインフラモニタリングが可能となり、インフラの老朽化対策という社会課題の解決にも繋がることが期待されています。
実証実験の様子
今回の実証実験では、専用のエッジ端末を螺旋階段横に取り付け、端末で取得した加速度データ等を識別して、階段の昇降状況を計測検証しました。具体的には、階段を上った人数と下った人数をそれぞれカウントできるのか、その正確性を検証し、またそれらのデータを専用サーバーにリアルタイムに送信することができるのか、という点を検証しました。通信路にはLPWA規格のZETAを使用し、ZETA Allianceの京都テストベッドを使いました。
サーバーを通して遠隔監視ができれば、今後は橋や道路等の各種インフラ設備が老朽化して壊れる前に、異常を検知して対策することができるようになります。
※本実証実験に用いられた研究開発成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・ 次世代コンピューティングの技術開発(JPNP16007)/ニューロモルフィックダイナミクスに基づく超低電力エッジAIチップの研究開発 とその応用展開」の結果得られたものです。
実施概要
実施場所:4号館1階~2階 螺旋階段横
実施日時:2025年3月12日~2025年6月30日
関連リンク
https://www.sec.co.jp/ja/ir/news/auto_20220422526036/pdfFile.pdf
https://japan.zeta-alliance.org/docs/kyoto
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