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2022/11/28

京都から関東へ 広がる産学連携の輪 KRPによるアカデミアと産業がつながる新たなコミュニティづくり

11月2日、次世代の研究シーズに触れるサイエンスカフェ「ふれデミックカフェ」をかながわサイエンスパークで開催しました。

京都リサーチパーク株式会社(代表取締役社長:門脇 あつ子、以下 KRP)は、2022年11月2日、若手研究者を囲んで次世代研究シーズに触れるサイエンスカフェ「ふれデミックカフェ@KRP 特別編」をかながわサイエンスパークにて開催しました。関東での開催は本イベントが初となります。本編では、「ストレッチャブル素材を用いた次世代スマートデバイス開発」をテーマに太田裕貴准教授(横浜国立大学 大学院工学研究院システムの創生部門)が登壇。多業種にわたる産業界の参加者が会場・オンライン合わせ17名集まり、最先端の技術とその活用に関心が集まりました。

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■次世代の研究と産業をつなぐ KRPが提案する新たな産学連携。
ふれデミックカフェは、KRP独自の産学公のネットワークを活かし、京都の5大学に協力をいただいて、2020年よりスタートしたサイエンスカフェ*形式のイベントです。各大学が推薦する若手研究者が登壇し、参加者が次世代の研究シーズに気軽に触れることができる機会を提供しています。少人数でのインタラクティブな議論の場であり、参加者は、将来的な共同開発や事業化も視野に入れたディスカッションを自由に行うことができます。KRPは、ふれデミックカフェを通して若手研究者と産業界からの参加者との積極的な接点機会の創出を目指しています。過去にもイベント後に企業のリサーチャーと若手研究者の個別打ち合わせが実現するなど、継続的な交流に繋がっています。
※サイエンスカフェとは、科学技術の分野で従来から行われている講演会、シンポジウムとは異なり、カフェなどの比較的小規模な場所でコーヒーを飲みながら、科学について気軽に語り合う場をつくろうという試みです。(日本学術会議より引用)

■京都発のサイエンスカフェ 関東で出張開催。
コロナ禍でスタートしたふれデミックカフェは、KRP地区を拠点にハイブリッド形式で開催してきました。現在、オンライン参加者は全国から集まり、関東からの参加者も多数います。そこで、普段オンライン参加の方にも現地参加できる機会を提供するため、関東での出張開催を実施しました。開催場所となったのは、関東を代表する都市型サイエンスパークである、かながわサイエンスパークです。 KRPとかながわサイエンスパークを運営する株式会社ケイエスピーさま(代表取締役社長:窪田規一、以下KSP)は2021年に連携協定を締結しており、多様な企業・組織が集積する拠点として、互いにノウハウを共有し相乗的なイノベーション創発を目指しています。またKSPが位置する川崎市は、ものづくり企業が集積し、ふれデミックカフェで発表されるテーマ領域とも親和性が高いまちでもあります。KRPは地区を飛び出し、産学連携の舞台を広げることで、現地開催による思いがけない出会いや交流を生み出し、新たな共創のきっかけづくりに貢献します。

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■開催当日について
11月2日(水)にかながわサイエンスパークで「ふれデミックカフェ@KRP 特別編『ストレッチャブル素材を用いた次世代スマートデバイス開発』」が開催されました。太田裕貴准教授(横浜国立大学 大学院工学研究院システムの創生部門)が登壇し、柔軟、軽量かつ密着性に優れた新生児用のウェアラブルデバイスや変形可能なウェアラブル心電計等の開発事例や実際の計測について発表。スマートデバイスの世界的潮流にも触れながら、ストレッチャブルシステムの開発への展望をお話いただきました。当日は、会場、オンライン合わせて17名が参加。参加者からは、ストレッチャブル素材の市場性や他のデバイスとの相性等について関心が寄せられました。

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現地参加者からは、「オンラインでは一方通行になりがちだが、会場にいると登壇者の方とディスカッションがしやすかった。」と出張開催に好評価をいただきました。また登壇した太田准教授には「イベント終了後も参加者と会話が繋がり、対面の良さを感じた。」と感想を述べていただきました。

■ふれデミックカフェについて:詳細
■PR TIMESの記事はこちらから