2021/08/31

上海市開発区協会(Shanghai Development Park Association)との連携について

京都リサーチパーク株式会社(以下KRP、代表取締役社長:小川信也)と上海市開発区協会(以下SHDPA、事務局長:Yuhu Du)は両国における双方運営地区の人的、技術的な交流による、スタートアップエコシステムの形成およびイノベーション創発の推進を目的とする連携協定を2021年8月に締結いたしました。上海市開発区協会はインキュベーションセンターを含む、上海市の100以上のサイエンスパークが加入する組織として、上海市の産業開発・振興を支えています。KRPは同協会との連携を深め、京都から、海外とのイノベーション活動の促進に貢献します。

00.jpg

Caohejing Hi-Tech Park(写真左)Zhangjiang High-tech Park(写真右)はIT・バイオ系企業が集積するハイテクパーク。各ハイテクパークにはハード面・ソフト面のインキュベーション機能を設け、スタートアップと大企業とのマッチングを推進して成長を支援する。

近年、中国ではイノベーションとスタートアップを強力に推進しており、Venture Capital投資規模・ユニコーン数は米国と双璧をなすまで急成長し、世界エコシステムランキングで8位(Startup Genome社調べ)に位置付けられています。なかでも上海市は中国の経済首都であり、中国初の「自由貿易試験区」に指定され、国際金融センターの機能と合わせ、外資系企業の中国市場へのランディングポイントとなっています。また、上海地域には北京地域の2倍、深圳地域の1.5倍のインキュベーションセンターが存在しています。2019年に設立した上海証券取引所の新興市場「科創板(Star Market)」はスタートアップのEXITを促進しています。

KRPとの連携協定に合意したSHDPAは上海市内のCaohejing Hi-Tech Park(漕河涇開発区)やZhangjiang High-tech Park(上海張江高科技園区)などの200以上のハイテクパーク・サイエンスパークを構成メンバーとする独立・非営利の協会組織として、グローバルなビジネス・業界団体、国際的なサイエンスパーク・テクノロジーパーク、イノベーション地域との連携関係を構築する役割を担っています。KRPはSHDPAと連携し、上海市に数多ある、ハイテクパーク、サイエンスパークとの交流を促進し、京都と上海における新産業・新ビジネスの創出をサポートします。

KRPはKRP地区内入居企業者さまや連携機関さまの海外進出やビジネス交流促進に寄与するべく、海外サイエンスパーク等との連携を進めてきました。海外機関との連携は、本協定を含め、海外6地域、8拠点へと拡大しております。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。

主な連携事項について

1.連携の検討、コミュニケーション・打ち合わせ、相互訪問を通じて、情報を交換し、研究・サービスの連携を図ること。
2.両地区間・地区運営主体間の双方向の連絡と連携により、技術協力、技術移転、海外投資や市場開拓を行うこと。
3.ジョイントベンチャー設立や技術的協力、イベントの共催を通じて、両地域・地区のナレッジを基礎とする新たな成長産業を振興すること。
4.テナント企業・機関に対し、両地区への入転居やそれぞれが有する市場やビジネスネットワークへのアクセスへの支援を提供すること。
5.マーケティングのネットワークを通じ、情報公開、ニュース、イベントについての広報を相互に行い、両地区・地区運営主体それぞれのブランディング効果を高めること。

上海市開発区協会(Shanghai Development Park Association)とは

2002年設立。上海市内の200以上の産業開発区を構成メンバーとする、対象地区の開発・産業振興のための独立・非営利の協会組織。メンバー各地区の入居企業は5万社以上にのぼる。メンバー地区全体は、上海市における経済・産業効果の80%を生み出し、同市の主なイノベーション分野の成果の60%を生み出している。中国の他都市のサイエンスパークや、多数の先進国のビジネス・業界団体、国際的なサイエンスパーク・テクノロジーパーク、イノベーション地域との連携関係を構築する役割を担っている。 
URL: http://www.sidp.org.cn/