CLOSE
SITE MAP
イノベーションが
生まれる「まち」。

イベント情報

今日からできることを考える。SDGs体験型イベント「BEYOND 2021」レポート終了

10月3日(日)、京都リサーチパーク4号館バズホールにて、SDGs体験型イベント「BEYOND 2021」が開催されました。主催は、株式会社taliki。京都リサーチパーク株式会社は、「BEYOND 2021」内で開催された社会起業家支援プログラム「COM-PJ」を株式会社talikiと共催し、「BEYOND 2021」全体にわたって会場・運営などを協力しています。

20211003オープニング002_S.JPG

2018年から過去4回開催、のべ1000名以上を動員してきたBEYONDが送る、今回のテーマは「SDGs」です。本イベントレポートは、トークイベント・ピッチ・展示など盛りだくさんな内容をダイジェスト版にて、皆さんにお届けします。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年に国連サミットで採択され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓って、2030年までに達成すべき17のゴール・169のターゲットから構成される国際目標です。朝日新聞が10〜70代を対象に調査したところ、2021年1月時点で日本のSDGs認知率は54.2%。半分以上の国民が知っているという結果も出ています。認知の広がりに合わせて、「サステナブル」や「エシカル」といったワードが日常生活に浸透しています。一方で、それらの言葉を表層的に使い、実質的には課題解決には全く繋がっていない、もしくは課題を増やしている事例も見受けられるようになりました。それらは「SDGs-wash」と呼ばれるなど、SGDsを巡っては様々な議論がなされています。
(※注)SDGs-wash...SDGsに取り組んでいるように見せて、実態が伴っていない状態。環境に良い製品・サービスと広告などで思い込ませる「グリーンウォッシュ」が元になっている。

SDGsの目標を達成するために、消費者や企業はどのような選択をしたらよいのかーー。そんな問いを抱えた、100名を超える参加者が会場に集結。オンライン配信でものべ100名がリアルタイム視聴する、注目度の高いイベントになりました。イベントはトークセッションやピッチが行われる「ステージ」とエシカル商品や社会課題を感じるアートが展示される「展示ブース」があり、賑わいを見せました。

20211003各ブース070_S.JPG会場入り口にある社会課題を感性で感じるアート展示

20211003各ブース055_S.JPG気軽にアップサイクル体験ができるブース。
早めに来場した参加者は、プレシャスプラスチックを用いたアクセサリーやキーホルダー作りを楽しみました。

  

トークセッション①SDGsに潜む問題と消費に向き合う

ステージは、まずトークセッションからスタート。テーマは「SDGsに潜む問題と消費に向き合う」です。

20211003トークセッション1069_S.JPGイベント中は、Q&Aやライブ投票を通じて参加者からリアルタイムに意見を収集できる「slido」を使って、随時質問を受付、議論に取り入れていきました。

<ゲスト>
株式会社ヒューマンフォーラム代表取締役社長 岩﨑仁志さん
一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事 能條桃子さん
株式会社丸井グループ 執行役員/tsumiki証券CEO 青木正久さん

<モデレーター>
株式会社taliki インキュベーションチーム 佐田宗太郎さん

日頃SDGsに対して思っていることを聞くと、ゲストからは「エシカルファッションを買うともう1着プレゼント!」「対象商品を買うとエコバックを差し上げます」などのキャンペーンを目にすると、「SDGsの認知拡大には貢献しているだろうけど、本当に問題解決に繋がるアプローチなのかモヤモヤする」という声が上がります。そうした意見も踏まえ、SDGsに企業と消費者はそれぞれどう向き合っていけば良いのか、各社・各人の取り組みから考えを深めていきました。消費者に近い目線を持ち、若者が政治参加する社会を目指して活動するNO YOUTH NO JAPANの能條桃子さんは、SDGsの現状をどう見ているのでしょうか。

20211003トークセッション1132_S.JPG一般社団法人NO YOUTH NO JAPANの能條桃子さん

能條さん:企業とSDGs関連の取り組みをさせていただくこともあります。その中で感じているのは、企業活動と個人生活どちらも環境と経済の折り合いを付けてやっていくしかないということです。「買い物は投票だ」と言われますが、まさにそうで。誰しもできるだけ納得したり心地良かったりする時間が長い方がいいはず。SDGs関連の認証マークが商品に載っていたら、一つの判断基準になります。だからこそ、まず問題が起きていることを知り、その上で判断軸を知ってもらえるよう、私たちの団体では情報発信にも力を入れています。

一方、企業はSDGsの目標に向かってどのような取り組みをしているのでしょうか。丸井グループでは、SDGs-washにならないよう、小売業であるにも関わらず、売らない・中古品を販売するなどの取り組みを進めています。

20211003トークセッション1111_S.JPG

株式会社丸井グループの青木正久さん

青木さん:ショールーム機能に特化した「売らない売り場」を作り購入はECサイトに促したり、メルカリさんと組んで「メルカリステーション」を開設し中古品の売買の仕方を教えたりしています。段階的にでもSDGsと本業を絡ませてビジネスモデルに進化させていく必要があると考えているからです。セレクトショップや古着屋、飲食店などを運営する株式会社ヒューマンフォーラムも、事業の軸足をサステナブルな方向へ移しています。

20211003トークセッション1052_S.JPG

株式会社ヒューマンフォーラムの岩﨑仁志さん

岩崎さん:ファストファッションは若者がファッションを楽しむハードルを下げました。一方で、低品質でトレンド的にも長く着られない、寿命の短い洋服が世の中に出回っています。僕たちもファストファッションを販売していますが、それに変わるビジネスが何か、作る人も売る人も見えていないのが現状です。
答えは見えていませんが、僕たちはもともと古着屋から始まっているので、利益の中心を古着に移そうとしています。
とはいえ、これは主体的な選択ではなくて......。SDGsに取り組む中で、以前から新品の商品を大量販売するビジネスモデルを変えないといないと思いつつも、経営者として決断できない日々が続いていたんですね。そこにコロナという外的要因が発生し、既存事業のビジネスモデルが崩壊したことで、サステナブルな方向への転換を後押しされた背景があります。

企業が事業転換を図る際は、ステークホルダーへの説明も欠かすことができません。丸井グループでは、SDGsに取り組むことよる中長期のインパクトを定量化しています。

青木さん:SDGsとビジネスの二項対立を乗り越えるため、「共創経営レポート」と「VISION BOOK 2050」を発行しています。「炭素税が導入されると利益にどんな影響が出るか」「異常気象で気温が上昇した場合の損失額」などを算出し、エシカルやサステナブルな取り組みの必要性を掲載しています。

青木さん、岩崎さんの話からSDGsの目標達成に向けて、企業も様々な活動をしていることが見えてきました。そうした動きに合わせて、消費者一人ひとりはどのような行動をしていくといいのでしょう。

20211003トークセッション1030_S.JPG能條さん:ボイコットや意見書を申し入れる、応援したい企業の商品を購入するなど、消費者としてできることは様々あります。でも、一番は自分が所属しているコミュニティから変えていくのがいいと考えます。「働いている会社の電気は再生エネルギーだろうか?」「学校の電気はどこから来ているの?」と調べて、もし再生可能エネルギーではなかったとしたら、変更を提案したり、変えられない理由を聞いてみたりするところから始めてみてはいかがでしょうか。

U-25の社会起業家の卵が登壇「COM-PJピッチ」

トークセッション①では、SDGsの目標達成に向けて、企業と消費者それぞれを取り巻く状況やスタンスが見えてきました。次にtalikiと京都リサーチパークが共催するU25の社会起業家支援プログラム「COM-PJ(通称:コンプロ)」の最終ピッチ大会に移ります。11名の参加者は3ヶ月に及ぶプログラムの中で、メンター・アドバイザー・仲間たちと共に事業を立ち上げ、事業作りのインプット・ユーザーヒアリング・ユーザー検証を実施してきました。その最終成果を本日発表します。

<登壇者>
①地域で循環するコンポストプロジェクト/隅田雪乃さん
②ミャンマーからタイへの移民の就労支援/作田詩織さん
③異文化から生まれる「生きづらさ」に難民と寄り添うオンラインカウンセリング/島倉愛理さん
④個人の興味関心と対話を軸にした、越境文化をつくる論文共有アプリ/阿部祐大さん
⑤食物アレルギーを抱える小学生のためのカードゲーム/小野耕平さん
⑥野生の鹿の利用拡大のための鹿革財布のオンラインショップ/渡辺洋平さん
⑦産科の新人教育を解決するコミュニケーションサポートツール/葛西杏奈さん
⑧最適なマイボトルに出会える、水筒専門のオンラインショップ/大野陽菜さん
⑨エシカルブランドに特化した仮説検証プラットフォーム/山内萌斗さん
⑩女性の心・体・肌のリズムをサポートするセクシャルウェルネスブランド/とぅるもちさん
⑪教員の労働環境改善のための学習指導案の共有サービス/労働時間測定アプリ開発/石原悠太さん

審査員は、第一線で活躍するこちらの方々が務めました。

<審査員>
アミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO 熊野英介さん
株式会社バリュークリエイト代表 佐藤明さん
株式会社ヒューマンフォーラム代表取締役社長 岩﨑仁志さん
株式会社丸井グループ 執行役員/tsumiki証券CEO 青木正久さん
株式会社taliki 代表取締役CEO 中村多伽さん

また、会場もWebサービス「slido」を使って投票。最も投票数が多かった人に「オーディエンス賞」が贈られます。

携帯.jpg

「slido」を使って投票する参加者

11名のピッチに対して、「競合優位性は?」「他のサービスとの違いは?」など鋭い質問を投げかけながら、より事業が進むアドバイスをしていった審査員のみなさん。きっと最終発表を経て、サービスやプロダクトはますます進化することでしょう。

20211003小野耕平さん040_S.JPG株式会社バリュークリエイト代表 佐藤明さん

さあ、いよいよ審査です。審査員の評価・オーディエンス投票などを集計した結果、栄えある「最優秀賞」「オーディエンス賞」「KRP賞」は誰の手に渡るのでしょうか?

激戦の中、見事入賞したのはこの方々!最優秀賞にはなんと2名が選ばれました。

<最優秀賞>
産科の新人教育を解決するコミュニケーションサポートツール/葛西杏奈さん
社会保険労務士事務所みっけを開業。社労士としての経験を活かしながら、産婦人科の勤務環境を改善するシステムを開発中。院内SNSなどの機能をつけることでコミュニケーションを促進し、離職率の低下、経営層・管理職の意識改革を目指す。

<最優秀賞>
女性の心・体・肌のリズムをサポートするセクシャルウェルネスブランド/とぅるもちさん
SNSでは「とぅるもち」として性に関する情報やセックストイについて発信。株式会社Unwindを設立し、性に特化したカウンセリングやカップルに合ったセックストイの提案を実施予定。

20211003表彰式048.JPG

左:アミタホールディングス株式会社の熊野英介さん。
中央:葛西杏奈さん、右:とぅるもちさん。
最優秀賞は審査員の得点が高かった方が選ばれました。

葛西さん:コロナで医療従事者に感謝しようとする風潮が高まる中で、実際に負荷を減らそうとする動きはまだ少ない気がしています。これを機に、課題意識を持って一緒に進んでくださる方が増えるといいなと思います。

とぅるもちさん:3年前の創業時は、性の話をすると戸惑われることも多かったです。でも、今はこうして表彰いただき、受け入れられたことがすごく嬉しいです。

<オーディエンス賞>
教員の労働環境改善のための学習指導案の共有サービス/労働時間測定アプリ開発/石原悠太さん
2021年3月株式会社EduCrewを創業。スマートフォンで在校時間や残業時間が記録できるアプリ「Wormat」を開発。現在、教育業務書類や情報を教員同士で共有できるアプリ「Liberus」を開発中。

20211003表彰式032.JPG審査員を務めた株式会社taliki代表取締役CEO中村多伽さん(右)から石原悠太さん(左)へ表彰状が手渡されました。
オーディエンス賞は、参加者のチケット代の一部が賞金として授与されます。

石原さん:今日のピッチは課題が多くの人に伝わればいいなと思って発表しました。オーディエンス賞を頂戴したということで、伝わったかなと思います。今後も力を貸していただければ嬉しいです。

<KRP賞>
食物アレルギーを抱える小学生のためのカードゲーム/小野耕平さん
生まれた時から食物アレルギーだった自身の経験から、食物アレルギーのある小学生の生きづらさをなくすために活動。小学生に「自分が食べられるものと食べられないもの」を知ってもらうためのカードゲームを開発。

20211003表彰式014.JPGKRP賞に輝いた小野耕平さん(左)。京都リサーチパーク株式会社執行役員 イノベーション創発本部長 梅田和哉(右)。
「やりきれ」「giverであれ」「ユーザーに誠実であれ」という「COM-PJ」の三原則を最も体現していたとして選ばれました。

小野さん:受賞するなんて思っていなかったです。賞金は開発したアレルギーのカードゲームの販売費として生かそうと思います。

※ピッチ登壇者の事業内容はこちらをご覧ください。

トークセッション②許される経済成長とは、今から私たちにできること

「COM-PJ」のピッチを聞いたことで、参加者も「今日・明日からできることはなんだろう?」と考えはじめた様子。熱い余韻も覚めぬまま、イベントは最後のコンテンツであるトークセッション「許される経済成長とは、今から私たちにできること」に進みます。

20211003トークセッション2107.JPG

<ゲスト>
株式会社ブイクック代表取締役/デザイナー 工藤柊さん
ニュース解説者/The HEADLINE編集長 石田健さん
アミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO 熊野英介さん

<モデレーター>
株式会社taliki 代表取締役CEO 中村多伽さん

起業家として活躍するゲストの3名は「今からできること」として社会にどのような働きかけをしているのでしょうか。まずはヴィーガンレシピサイトやヴィーガン惣菜のサブスクリプションサービスを運営する株式会社ブイクックの工藤柊さんに聞いていきます。

工藤さん:僕は一人ひとりが課題を認識して、自分にできることを探し、行動する積み重ねが社会を良くすると考えています。しかし、課題を解決できるよう行動したいと考えても、価値観に沿ったライフスタイルを実行することのハードルがあることも感じています。だから、思いのある人が一歩を踏み出しやすくする環境をつくるため、起業しました。僕自身がヴィーガンの当事者だったことから、誰もがヴィーガンを選択できる社会を目指しています。

20211003トークセッション2017.JPG株式会社ブイクック代表取締役/デザイナー 工藤柊さん

YouTubeやTV、雑誌などでニュース解説をする石田健さんは、「成長と再分配が大事」と伝えます。

石田さん:どんな社会にとっても重要なことは、経済成長。。だから会社を作り事業を作り、経済に貢献することも大切です。もう一つが、再分配。簡単に言うと、起業して社会運動をしましょうってこと。例えば、直近では女性の生理の貧困が話題になりましたね。世の中には様々な事情から性の情報にアクセスできない人がいます。こうした話題は経済合理性の中では出てきません。それらをプッシュするためには、問題について調べる、声を届けて政策にするなどやる必要がある。成長と再分配の両方のアプローチがあることを意識することが大事なんじゃないかと思います。

20211003トークセッション2073.JPGニュース解説者/The HEADLINE編集長 石田健さん

創業から約45年間、持続可能社会の実現に向けた事業・サービスを手掛けてきたアミタホールディングス株式会社 代表の熊野英介さんは、工藤さん・石田さんの話を踏まえて、社会にどのような提案をしていく必要があると考えているのでしょうか。

熊野さん:近代において、人間は技術の進歩や金融の発展が人類を幸せにすると信じてきました。その反面、個人の強欲さ・無関心・利己主義は増大。衣食住が足りても、お金や地位があっても、孤独から不幸を感じている人もいます。また、ブロックチェーンや5Gが生まれた高度情報化社会は高エネルギー社会とも言えます。エネルギーのない日本が、今後も高エネルギー社会を保つための難易度は高いです。

では、どうすればいいのか。私は「関係性」だと考えます。働く人・作る人・買う人が一つの輪のコミュニティの中に入れば、取引コストは下がります。わかりやすいのは、郷土料理や民族衣装です。関係性を重視すれば、問題の多い制約条件下の中でも、最高のパフォーマンスを出すことはできると思います。

20211003トークセッション2077.JPGアミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO 熊野英介さん

それぞれの考えと方法で社会に提案してきた3名の話を受け、会場からはこんな質問が。

コメント.png

たしかに、自分が困る可能性が少ないことに対してわざわざ大変な思いをして頑張ろうと、誰もが思えるわけではありません。そうした人達に対しては、どうアプローチしたらいいのでしょう。

熊野さん:工業社会で発展した成果と能力主義をいかに開放できるか。プロセスや持続性が大事と価値観を変えていくのがいいのではないでしょうか。成果はあくまで結果。自分の努力以外に、外的要因に影響を受けるものです。成果は目標にはなりますが、選ぶべきはプロセスなんです。現代社会には、ビジネスは結果が出ないと持続できない呪いがかかっています。でも誰しも楽しく働きたいはず。意識を変化させるだけで、社会はもっと面白くなると思います。

石田さん:価値観の転換は大事ですよね。売上・利益・成長率だけではなく、ぜひ自分のプロダクトや会社の価値を定量化してください。僕らはメディアはブランドだと考え、PVや利益率ではなく、「The HEADLINE」らしいと思う記事を届けるための独自の指標を作っています。すると売上だけに引っ張られずに、数字もプロセスも大事にできると思います。

工藤さん:社会は一人ひとりの意識や行動から変わっていきます。課題に向き合って検証して、最適解に辿りつく繰り返しが社会をよくすると考えているので、「COM-PJ」のような場に参加し、少人数でも同じ目的を持った仲間を見つけて社会に働きかけていくのが大切じゃないでしょうか。僕も希望を広げていけるように、足元から頑張っていきます。

さあ、次の未来へ

こうして5時間に及んだ「BEYOND 2021」は終了。SDGsを切り口に、一人ひとりが社会や地球に対して何ができるのかを企業・地域などさまざまな視点から考える時間になりました。

20211003集合写真003_S.JPG

SDGsの目標を達成するために、消費者や企業はどのような選択をしたらよいのかーー。そんな問いを抱きながら始まった「BEYOND 2021」。企業、消費者それぞれの取り組みや考えを知ることで、一人ひとりが今日からできることを見つけ、未来に向けて歩み出す一日になったのではないでしょうか。

取り扱う課題や問題の大きさに途方に暮れてしまいそうになることもあります。でも、社会や地球は、私たち一人ひとりの選択と行動によって変えることができる。そう心に強く刻みながら、今後もKRPでは社会課題解決のために何かしたいと考える若者や企業を応援する取り組みを通じて、イノベーションの創発に寄与できるよう創意工夫を重ねて参ります。

#たりきびよんど

撮影:逢坂憲吾
記事:北川由依