開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.9「つくって、はかる! 小さなチップの中で体のしくみを」終了
ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.9
「つくって、はかる! 小さなチップの中で体のしくみを」
■日時:2021年5月21日(金)16:30~17:30
■会場:①京都リサーチパーク「イノベーションルーム」 ②オンライン(ZOOMによる開催)
■テーマ:「つくって、はかる! 小さなチップの中で体のしくみを」
■講師:平井 義和 助教(京都大学大学院工学研究科)
■主催:京都リサーチパーク (株)
■協力:京大オリジナル(株)
■参加人数:48名(関係者含め53名)
■プログラム:
16:30~17:00 平井義和先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション
京都リサーチパーク(株)は、オープンイノベーションを志す企業様向けの会員制度「KRP OPEN INNOVATION CLUB」内のコンテンツとして、「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。第9回目となる今回は、京都大学大学院工学研究科の平井 義和 助教をお招きし、「つくって、はかる! 小さなチップの中で体のしくみを」をテーマに開催しました。
まず初めに、平井先生より「つくって、はかる! 小さなチップの中で体のしくみを」をテーマに、新薬や化粧品の開発、病気の原因を解明する実験への応用が期待されている、小さなチップの中に体内を再現する「臓器チップ」について、工学(機械・電気)の視点でご紹介いただきました。また、実用化に向けた次のステップで必要となるセンサ統合型チップやその可能性についてもお話しいただきました。
その後、平井先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションの際には、多数の質問やコメントが寄せられ、活発なディスカッションが行われました。開催後の参加者アンケートでも満足度は高く、「現状の臓器チップに関する理解しやすい内容構成で非常に有意義でした。」や「知識の無い分野でしたが、非常に分かりやすかったです。」、「きわめて満足、楽しかったです。お話が平易で領域についてよくまとまっており、勉強になりました。」といったお声がありました。
京都大学 平井先生 研究内容の説明をされている様子