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2024/10/23

【HVC KYOTO 2024 ポストイベント シンポジウム】ますます広がっていく細胞バイオテクノロジーとしての再生医療関連ビジネスとは

ポストイベントバナー.png

HVC KYOTO(Healthcare Venture Conference KYOTO)は、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)・京都府・京都市・京都リサーチパーク株式会社が主催する、ヘルスケア領域における革新的な技術を持つ国内外のスタートアップと、オープンイノベーションに積極的な国内外の事業会社や、ベンチャーキャピタル・インキュベーター等からなるHVCパートナーが集まるイノベーションプラットフォームです。

HVC KYOTOにこれまで参加されたスタートアップは174件(起業前の研究者含む)、そのうち約2割が再生医療関連と、再生医療は新ビジネス創出の一角を占める重要なテーマです。長年、バイオ・医療・材料化学・医工連携の先端研究に係る知見を共有し、広義で再生医療の議論を深める機会として、京都大学 田畑泰彦先生に監修いただいてきた当シンポジウムも、2021年よりポストイベントに位置づけ開催しています。

今回は日本大学 生物資源科学部 獣医学科 教授の枝村一弥氏からは「獣医療域における再生医療の現状とレギュレーション」をテーマに、また、三井化学株式会社の山崎聡氏からは「細胞培養から世界を元気に ~Innovation in Cell culture (InnoCell®)~」をテーマに基調講演をいただく他、プログラム後半では、業界の最前線を走るスタートアップをはじめとする産官学のキーマンによる情報提供、ここでしか聞けないパネルディスカッションをお届けします。終了後には参加者懇親会も開催いたします。是非、ご参加ください。


日時

2024年12月3日(火)10:30~17:55(開場10:00)
※プログラムはPeatixをご覧ください。


モデレーター

<オーバービュー>

京都大学大学院医学研究科 特任教授
田畑 泰彦 氏
テーマ:「細胞を対象としたバイオテクノロジー分野が再生医療関連ビジネスを支える ~細胞バイオテクノロジーの最前線に必要なものとは?~」
再生医療とは、体本来のもつ自然治癒力を高める先端医療の一つである。この自然治癒力の基である細胞の増殖、分化(成熟して生物機能をもつこと)能力を高めることで、再生医療は可能となる。再生医療は再生治療と再生研究からなる。細胞力を活用した先進治療が再生治療であり、再生研究とは、その治療を科学的に支える基礎生物医学研究と創薬研究である。このいずれに対しても、細胞能力を高めるための周辺環境を作り与える細胞バイオテクノロジー技術が必要不可欠であることは疑いない。本講演では、細胞バイオテクノロジーから見た再生医療(再生治療と再生研究)関連ビジネスについて考えたい。


講師紹介

<基調講演1>

日本大学 生物資源科学部 獣医学科 教授
日本大学 付属動物病院 病院長 

枝村 一弥 氏
テーマ:「獣医療域における再生医療の現状とレギュレーション」
本講演では、獣医療域で行われる再生医療や細胞療法についての国内外における最新の情報を提供します。また、獣医療の臨床現場で再生医療を実施する際の指針や、動物用再生医療等製品の承認に至るまでのプロセスについても解説します。最後に、医歯薬獣工の連携によるワンヘルスの視点に立った製品開発のスキームを提案します。

<基調講演2>

三井化学株式会社 新事業開発センター
マーケティング&イノベーション推進室 室長
山崎 聡 氏

テーマ:「細胞培養から世界を元気に ~Innovation in Cell culture (InnoCell®)~」
細胞培養から世界を元気にしたい想いで、弊社が有する化学の力により、細胞培養に関わるイノベーションを推進し、多様な価値を提案しております。まず、第一弾として、弊社のユニークポリマー×精密加工技術で以下の特長を有する細胞培養プレートをグローバルに事業展開していく所存です。細胞毎に適した酸素濃度に制御することにより、堅牢な細胞を、透明かつ低自家蛍光性を活かして、高性能イメージング装置とマッチングした優れた細胞観察性を提供致します。さらには、薬剤の吸着が低く、基礎研究や創薬スクリーニングに最適な特性を有しております。その応用例として、肝細胞、iPS細胞への展開およびスフェロイドなどの3D培養などが挙げられます。その他、培養バッグなどを含めて、弊社の開発品の特長について、ご紹介させて頂きます。

<情報提供>

経済産業省 生物化学産業課長 
下田 裕和 氏
テーマ:「再生医療の産業化に向けた経済産業省の取組について」
再生医療の産業化に向けては、特に、CDMOなど国内の製造機能を強化し、製品化を見据えた製造プロセス開発を進め、製造データを蓄積することに加え、国際医療貢献も含めた国内外の患者さんへの治療提供拡大および治療データの蓄積をもとに、原料~製造~治療までの一貫したデータを用いたrTRを可能にし、再生医療等製品の有効性を確実に示していくことが非常に重要である。そのためには、一貫したデータ取得のための拠点整備、そして製造プロセス開発を行うためのCDMOマッチングや支援が必要不可欠となる。こうした考えのもと、経産省として行っている事業について、ご紹介する。



国立医薬品食品衛生研究所 薬品部 部長 

佐藤 陽治 氏
テーマ:「生物由来原料の品質:再生医療のための細胞バイオテクノロジーを支えるもの
再生医療等製品やその他の医薬品等を薬機法の下で製造販売する場合、製造に使用されるヒトその他の生物に由来する原料等は「生物由来原料基準」(平成15年 厚生労働省告示第210号)に適合している必要がある。ただし、再生医療等製品をはじめとする先端的医薬の開発が国内外で活発に進んでいるとともに、原料等の安全性に関する科学的知見も蓄積しており、生物由来原料基準も時代に応じた更新を遅滞なく進める必要がある。また、要求される基準の内容に日本と海外とで差があり、海外製品の国内導入や国産品の海外展開で支障となるケースがあると言われている。単純に海外の規制をコピーするのではなく、科学的妥当性を社会に示しながら基準を改正するにはどのようなアプローチが必要か?今回は、ヒト細胞組織原料の基準を例に考えてみたい。


株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング 代表取締役 社長執行役員 
畠 賢一郎 氏
テーマ:「再生医療等製品の社会実装に向けた活動を通じて」
演者らは、これまでに5品目の再生医療等製品を上市し、約3,000例を扱ってきた。再生医療等製品を安定的に供給するには、生きた細胞ならではのさまざまな課題に直面する。加えて、患者さん自身の細胞であるために、さらに多くのことを解決しなくてはならない。細胞バイオテクノロジーの深化は、こうした再生医療等製品を提供するために必要な技術を構築するとともに、これらを客観的に評価するツールとなり得る。加えて、再生医療等製品の社会実装に向けた活動は、研究開発や臨床試験の実施のみでなく、製造販売承認を取得したのちに一層重要となる。本口演では、われわれが経験した再生医療等製品の上市後の製造販売活動をご紹介するとともに、これに必要なサイエンスについてお示ししたい。話題提起になれば幸いである。


株式会社ビジョンケア 代表取締役 

髙橋 政代 氏
テーマ:「標準治療となる網膜再生医療」
網膜再生医療も1例目から10年の時が経ち、その間に手術の安全性と安定した効果を目指して剤形の改良を行い、治療となる時が見えてきている。手術を伴う再生医療を標準治療にしていくためには、患者の選択と、手術をシンプルで容易にするデバイスが重要である。手術治療はゆっくり始まり、多くの術者が参画するようになって一挙によい治療となり完成する。我々は白内障手術でこの過程を経験したが手術を伴う再生医療もそのような経過をたどって完成すると考えられる。網膜再生医療を標準治療にするための準備をお話しする。


京都大学大学院医学研究科 形成外科学 教授

森本 尚樹 氏
テーマ:「皮膚再生治療の課題」
皮膚再生治療は最も古くから研究され、治療が行われてきた分野である。自家培養表皮が世界各国で製品化され、本邦においても2007年に製品化され、重症熱傷、先天性巨大色素性母斑等の治療にもちいられている。しかし、自家培養表皮は自家真皮上にしか生着しないためまだ完全な皮膚再生はできていない。演者はこの問題を解決すべく、高圧殺細胞装置を用いた母斑組織の再利用治療、更にはネットモールド法という鋳型を用いた培養方法を用いて、ヒト線維芽細胞のみから真皮を作製する取組を行っている。臨床現場で用いられているハイブリッド植皮(メッシュ自家植皮と自家培養表皮の併用治療)も含め、皮膚再生方法の現状を述べる。


※資料配布はございません。ご了承ください。

※情報は順次更新いたします。最新情報はPeatixをご覧ください。


場所

 京都リサーチパーク KRP西地区 4号館地下 バズホール
 https://www.krp.co.jp/access/map.html



対象

 ・製薬・バイオ・モノづくり等の企業や研究者の方
 ・当該領域のスタートアップに関心がある方や今後起業を目指している研究者の方
 ・ライフサイエンスの異分野連携を目指す方 等


参加費

 無料


定員

 200名
 (定員に達し次第受付終了。最終申込受付〆切は、2024年12月1日


申し込み

 Peatixよりお申し込みをお願いいたします。
 https://hvc2024post.peatix.com


主催

 (独)日本貿易振興機構(JETRO) 京都府 京都市 京都リサーチパーク(株)


共催

 関西イノベーションイニシアティブ(KSII) 京都大学成長戦略本部 京都大学イノベーションキャピタル(株)


後援

 近畿経済産業局 大阪府 兵庫県 大阪市 神戸市 大阪商工会議所 京都商工会議所 神戸商工会議所 (公財)京都産業21 (公財)京都高度技術研究所(ASTEM) (公財)神戸医療産業都市推進機構 (公社)関西経済連合会 (公社)京都工業会 (一社)京都知恵産業創造の森 (一社)ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J) NPO法人 関西健康・医療学術連絡会 関西健康・医療創生会議 関西医薬品協会(KPIA) NPO法人日本MITベンチャーフォーラム(MIT-VFJ) (同)SARR バイオコミュニティ関西(BiocK) Plug and Play Japan(株) デュッセルドルフ市 経済振興局


お問合せ先

 京都リサーチパーク株式会社 イノベーションデザイン部
 E-Mail:hvckyoto@krp.co.jp