開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.17「テクノロジーと生活リハビリテーション」終了
ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.17
「テクノロジーと生活リハビリテーション」
■日時:2022年1月18日(火)16:30~17:30
■会場:➀京都リサーチパーク 「イノベーションルームルーム」
②オンライン(ZOOMによる開催)
■テーマ:「テクノロジーと生活リハビリテーション」
■講師:岡橋 さやか 助教(京都大学医学研究科・国立長寿医療研究センター)
■主催:京都リサーチパーク (株)
■協力:京大オリジナル(株)
■参加人数:25名(関係者含め26名)
■プログラム:
16:30~17:00 岡橋先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション
京都リサーチパーク(株)は、オープンイノベーションを志す企業様向けの会員制度「KRP OPEN INNOVATION CLUB」内のコンテンツとして、「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。京大オリジナル株式会社様にご協力いただき開催した第17回目は、京都大学医学研究科の岡橋 さやか 助教をお招きし、「テクノロジーと生活リハビリテーション」をテーマに開催しました。
まず初めに、岡崎先生より「テクノロジーと生活リハビリテーション」のテーマの下、ICTを用い直観的なタッチパネル操作で、生活に即した総合的認知機能が測定できる、買い物場面を想定した「バーチャルショッピングテスト」アプリケーションの最新の研究成果をご紹介いただきました。また、VRやARなどの先端技術を導入した効率的なリハビリテーションの社会実装に向けて、リハビリテーションの見える化、本人・家族・スタッフを繋ぐシステムの研究開発について、今後の展望をご説明いただきました。
その後、先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションの際には、会場とオンラインの両方から質問やコメントが寄せられ、岡橋先生には参加者からの質問に1つ1つ詳しくお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、「リハビリのみならず、初等教育での動作獲得支援ツールにも繋がる。」「ゲーム業界、コンテンツ業界との連携に期待。」「AR,VRやデジタルを使った脳機能の検査等、興味深かった。」「大変実用的だと思いました。実用化を期待しています。」といったお声がありました。
岡橋先生 研究内容の説明をされている様子