開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with同志社大学Vol.1「人工ヘモグロビンを用いた一酸化炭素中毒メカニズムの解明とその解毒効果」終了
ふれデミックカフェ@KRP with同志社大学 Vol.1
「人工ヘモグロビンを用いた一酸化炭素中毒メカニズムの解明とその解毒効果」
■日時:2021年10月20日(水)16:30~17:30
■会場:①京都リサーチパーク「イノベーションルーム」 ②オンライン(ZOOMによる開催)
■テーマ:「人工ヘモグロビンを用いた一酸化炭素中毒メカニズムの解明とその解毒効果」
■講師:毛 斉悦 助手(同志社大学理工学部)
■主催:京都リサーチパーク(株)
■協力:同志社大学
■参加人数:18名(関係者含め22名)
■プログラム:
16:30~17:00 毛先生のライトニングトーク
17:00~18:30 ディスカッション
京都リサーチパーク(株)は、オープンイノベーションを志す企業様向けの会員制度「KRP OPEN INNOVATION CLUB」内のコンテンツとして、「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。同志社大学様にご協力いただきました記念すべき第1回目は、同志社大学理工学部の毛 斉悦 助手をお招きし、「人工ヘモグロビンを用いた一酸化炭素中毒メカニズムの解明とその解毒効果」をテーマに開催しました。
まず初めに、毛先生より、人工ヘモグロビン化合物「hemoCD」の一酸化炭素検出試薬としての応用例や生体内で機能する一酸化炭素スカベンジャーとしての応用例についてお話しいただきました。
その後、毛先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者の方々とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションでは、オンラインからコメントや質問が寄せられ、毛先生にはその1つ1つに丁寧にお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、満足度が100%で、「COについての解毒剤に関しての情報は少なく、動物実験でのデーター的な裏付けでの効用が示されたことは、今後の人間への応用に期待がもて更なる研究を期待しております。」や「火事での酸欠での死亡を防止する対策につながることを期待しています。 大変専門的でしたが、面白い研究テーマと思いました。」といったお声をいただきました。
同志社大学 毛先生 研究内容の説明をされている様子