2018/07/23

【WHILL株式会社】パーソナルモビリティーで歩道領域の世界トップを目指す

KRPエリアを拠点に活躍するすべての人、その意外な素顔に迫ります。

WHILL株式会社営業 第二部 部長 池田 朋宏 氏

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パーソナルモビリティーで歩道領域の世界トップを目指す

歩行困難な高齢者や障害者だけでなく、未来社会の安全便利な歩道領域の移動手段としての高機能でスタイリッシュな電動車椅子を開発・販売しています。当社では電動車椅子をパーソナルモビリティーと称し、可能性に満ちた製品性をアピールしています。製品名は社名と同じ〈WHILL(うぃる)〉。開発に際しては米国500 Startupsをはじめ日米のVCから計30億円以上の資金サポートを獲得、高機能でデザインに優れた画期的な製品を生み出し、数々のデザイン賞を受賞しています。
 車椅子というと、段差のある場所を移動しにくい困難さや人の目が気になり、とかくネガティブなイメージがつきまといます。価格をおさえたWHILL Model Cは、最大5センチの段差をスムーズに乗り越えられる性能と、シンプルで機能的なデザインが特徴。8色のカラーバリエーションを揃え、さらにカスタマイズできる要素を加えて製品性を向上しています。目下、西日本地区の販売ネットワーク形成に取り組んでいるところです。

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独自に開発した全方位タイヤにより、走破性と小回りを両立。
色はホワイト、グレー、ブラック、ネイビー、ピンク、ゴールド、ブルー、レッドの8種類。
2017年度GOOD DESIGN賞受賞。

社会を変える高度な性能に注目30代後半で新たなチャレンジ

小学校から高校までラグビーを、大学でアメリカンフットボールに熱中し、学生日本代表に選ばれました。アメフトの科学性や合理性、練習の大半を戦略にかけてデータを分析したり、ワンプレイごとにうまくいっているか検証したり、といったところが大きな魅力でした。社会人になってからもスポーツに関連した仕事で世界を駆け回り、やりきったという感じがしていました。
 実は10歳になる自分の娘は障害があり、歩くことはできません。〈WHILL〉の製品性に興味を持ったのは、こういった技術がバリアフリーな社会をつくるカギになるのでは、という期待感からでした。そうしているうちに同社が飛躍的なスピードで成長しはじめたため、その成長感を会社の中で社員として体感したいと、一念発起。勤めていた会社をやめて、37歳でWHILLへの入社を志望しました。スタートアップといえば、とかくITなどソフトウェア系が多いなか、ものづくりで起業している点でも興味がありました。

夢は〈WHILL〉がインフラとして自然に往来するまち

〈WHILL〉の未来形は、移動手段として切実に必要な人だけでなく、お洒落な歩行ツールとして誰にでも選択してもらえる製品になること。例えばファッションアイテムとしても機能するメガネのように、と考えています。夢は、1日に5~6台、社会のインフラとして定着した〈WHILL〉をどこの街でも見かけられるようになること。
 KRP地区は、試乗機の設置スペースなどが欲しかったのでここしかないと思って入居したのですが、やはり何といっても開放感が感じられるのがうれしいですね。駅からの動線も含めてゆったりしているし、大学のキャンパスみたいに施設が充実しているのもありがたいです。今後はイベントや展示会の開催など、KRP地区ならではの企業集積や地区の特性を最大限に活用していきたいと思っています。
 実は研究者の方にオススメの製品もあるんです。去年発売した研究開発モデル「 WHILLModel CR」といって、見た目はModel Cと同様なのですが、外部機器から入力信号を送信して本体を制御でき、本体の情報(速度、加減速値など)を取得できます。耐荷重量は115kgで人が乗車した状態で走行が可能、悪路も走破できるので、自動走行や自動停止の開発プラットフォームをお探しの方は、ぜひお問い合わせください!

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Model Cに試乗するKRP(株)スタッフ。
コントローラーを動かすだけの容易な操作性とスムーズな走りは想像以上です。

池田 朋宏 氏

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1978年滋賀県生まれ。元アメリカンフットボール学生日本代表。大学卒業後、大手印刷会社の企画営業を担当。社会人クラブチームに所属、スポーツ商材の輸出入で世界各国を回る。高度でユニークな〈WHILL〉の製品性にかねてから注目し、さらに当社の成長スピードに着目。2017年、38歳で入社。出身地である西日本エリアの販売ネットワークに取り組んでいる。

企業情報

WHILL株式会社
高性能で製品性の高い電動車椅子の開発・販売を行うハードウェア・スタートアップ。
2012年創業、翌年米国に拠点を開設。開発の拠点を日本に置き、米国・日本・台湾の3カ国で事業を展開。個人ユーザーへのパーソナルモビリティー、社会インフラとなるインフラモビリティーを二本柱としている。

KRP6号館
西日本オフィス(営業第二部)
T E L:0120-062-416
(IP電話の方は050-3085-9840)
U R L:https://whill.jp
業種:機械/装置/器具

「KRP PRESS154号(2018年7月発行)より抜粋」
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