2018/01/25

【製薬会社×研究機関】強力なパートナーシップで科研費研究をステップアップ

【製薬会社×研究機関】強力なパートナーシップで科研費研究をステップアップ

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厚労省の科研費研究「医薬品等の品質・安全性確保のための評価法の戦略的開発」の実務を担当する東和薬品(株)の西村氏は、自ら「ガラスビーズ直径が0.1ミリ単位で変わると溶出率が変わる」ことを証明するデータを所持。しかしなぜ溶出率が変わるのか考察を詰め切れないでいたため、地区内の情報交換会などで面識があった(株)KRIの阪井氏に解析を依頼した。阪井氏は実験の視察や論文情報の検証から、セル中心部の液流量を変動要因とする新たな仮説を立てて、実験データから変動システムを理論的に解明。

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西村氏は研究を一歩前進させ、日本薬剤学会第32年会(2017、大宮ソニックシティ)での成果報告に至った。

COMMENT


全く違った発想で課題を解決研究の推進サポートに感謝

研究開始から3年たって打開策を探っていたところに、(株)KRI様から発想の異なる視点からの解析サポートをいただいて成果をまとめることができ、感謝しています。このフロースルーセル法溶出試験装置による試験法の研究を深めるとともに社内でもこの装置を高い精度で使用し、当社が独自に開発した口腔内崩壊錠(OD錠)をはじめ、低価格で付加価値の高いジェネリック医薬品の研究開発に活用していきたいです。

東和薬品(株)事業開発部
バイオメディカルチーム 西村 奈緒恵 氏

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メートル単位の化学装置の考え方をミリ単位の実験装置に適用

(株)KRIは、材料技術、エネルギー・環境関連技術を中心とする受託研究・分析評価を行っています。弊部では化学プロセス開発を行っており、最初は大型化学装置の流動床の原理を当てはめたのですが、うまく説明できませんでした。次に、セル容器の中心部に偏流するモデルを考え、精度良く実験結果を説明することができました。東和薬品(株)様の実験データは豊富にあり、相関関係をイメージするのに役立ちました。

(株)KRI環境化学
プロセス研究部長 阪井 敦 氏

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「KRP PRESS150号(2017年7月発行)より抜粋」

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