2021/03/31

可能性広がる「超」都心型ラボが完成!田町スクエア -LAB×OFFICE-

東急不動産が手がける「田町スクエア -LAB×OFFICE-」は最寄駅から品川駅まで4分、羽田空港まで22分でアクセス可能という、「超」都心立地に生まれたレンタルラボ。P2レベルまでの本格的な実験に対応するだけでなく、アクセス抜群なので人材採用や共同開発の拠点にも。郊外型研究施設の課題を解決する選択肢として、大きな注目を集めています。

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「金糸を挟み込んだガラスが特徴的な田町スクウェアビル外観」

目 次

  • 東急不動産が手がける「超」都心型ラボ
  • 幅広いニーズを満たすフレキシブルな空間
  • 内外との交流拠点も併設
  • 都心立地ならではの拠点活用を

東急不動産が手がける「超」都心型ラボ

JR「田町」駅から徒歩5分、都営地下鉄「三田」駅から徒歩2分で、都内の主要エリアにもアクセスしやすい好立地に位置する「田町スクエア」。2021年1月、東急不動産は一般的なオフィスビルとして運用していたこのビルを、ラボ利用もできる施設「田町スクエア -LAB×OFFICE-」へとフルリニューアルしました。

「渋谷を中心にスタートアップ向けの施設を展開する中、オープンイノベーションが持つ可能性をどんどん感じるようになってきました」

そう語るのは、「田町スクエア -LAB×OFFICE-」プロジェクトに携わった稲田俊哉さん(東急不動産都市事業ユニット/都市事業本部ビル事業部/事業企画グループ主任)です。

「渋谷では主にカルチャー、コンテンツ、ITテクノロジーのスタートアップのひとたちと関わっていましたが、やはり一事業者が単体で開発に取り組むより、コラボレーションをする方がイノベーションは生まれやすい。ライフサイエンスは今後間違いなく成長がつづく分野ですし、そこに交流が生まれやすい立地特性、私たちが持っているコンテンツ力を合わせられたら、とても面白くなると期待しています」

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「東急不動産都市事業ユニット 稲田氏(右)と塙氏(左)」

幅広いニーズを満たすフレキシブルな空間

ひと、情報が集まる都心立地に相応しい研究環境をつくる。さまざまなリサーチをする中で導き出した答えは「フレキシブル性」でした。給排水設備は全フロアで各テナント区画室内まで設置、5・6階ではドラフトチャンバー用給排気ダクト・ファン設置スペースも確保。また、実験希薄洗浄排水が排出出来るように中和槽を備えている。

「研究施設の開発は、私たちもはじめての挑戦だったので、たくさん勉強しました。レンタルラボとして確かな地位を築いている京都リサーチパークさんとはご縁があって見学をさせていただきましたし、研究者の方にも何度もヒアリングを実施しました。それらを通して分かったのは、レンタルラボへのニーズはとても幅が広いということ。ならば、はじめから用途を限定するほどつくりこまず、幅広いご要望にお応えできる自由度の高い箱をつくることがポイントだと考えました」

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「フレキシブル性に活用出来るラボスペース(6F)」

内外との交流拠点も併設

さらに、研究拠点として「田町スクエア -LAB×OFFICE-」の魅力を高めているのが、1、2階に入居する「Business-Airport Tamachi(ビジネスエアポート田町)」の存在です。「Business-Airport」は東急不動産が都内で展開する会員制サービスオフィス。今回15店舗目となる田町では、初の試みとしてラウンジ(コワーキングスペース)一体型のカフェが導入されています。想定している主な利用者はラボオフィスに入居する企業、周辺企業、ビジネスエアポート会員、そして近隣大学の職員、学生など。誰もが気軽に交流を図れる拠点としての機能を充実させることで、郊外型研究施設の課題であった人材採用におけるターゲットの拡充や、オープンイノベーション創出の機会を提供しています。

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「1Fのラウンジ併設型のBusiness-Airportカフェ」

都心立地ならではの拠点活用を

自由度が高く、内外との交流機能も備える「田町スクエア -LAB×OFFICE-」。この場所の活用アイデアを、稲田さんは期待をこめてこのように語ります。

「オープンイノベーションが進む中で、アクセスの良さは大きなアドバンテージになります。研究者同士の交流はもちろん、テストキッチンを設けて顧客と新商品を共創したり、研究過程をオープンにすることで投資家の信頼も集めやすくなる。郊外のメインラボとの併用にもおすすめです」

そして、その先には、研究者の働き方の変革にも意欲を滲ませました。

「都心に拠点を持つということは、入居する施設だけでなく、その街が持つ機能もフル活用できるということ。プライベートの充実や子育て、自分への投資など、直接の仕事意外にも過ごし方の選択肢は広がります。研究者としての新しい働き方を、この場所から一緒につくっていけたらうれしいですね」

田町スクエアに関するお問い合わせ先

お問い合わせ先 :東急不動産株式会社 都市事業ユニット 開発企画本部 開発第二部
お問い合わせ方法:電話orメール
電話番号    :03-6455-2635
メール     :officelab_TLC@tokyu-land.co.jp
空室情報    :担当者までお問合せください。