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イベント情報

第2回 KRPフォーラム 「 3回でつかむ 『人工知能 × ものづくり 』 」 ~ 最先端の機械学習研究と社会実装 ~終了

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本年度からスタートしました京都リサーチパーク「E2M Square」の取り組みの1つとしまして、情報工学、 特に人工知能AIに着目し、 AIの最新動向や知識、大学や研究機関での研究開発成果、先進企業の取り組み等について情報を広く提供していくフォーラム「3回でつかむ『人工知能×ものづくり』」を3回シリーズで開催します。

今回の12月20日 2回目は「研究知見・政策動向」がテーマです。機械学習の最新の研究とは?AIをビジネスに活用するには?政府のAI技術戦略とは?これらについて、産業界と学術界の最前線でご活躍の方々にお話いただきます。

~ お申込みは【こちら】から ~

●日時:平成29年12月20日(水)
14:30 ~   開場・受付開始
15:00 ~   講演 
17:30 ~   ディスカッション(軽食付交流会)
※講演にご出席の方はディスカッションにもご出席いただけます。講演者と軽食を交えながらの交流の場となりますので、積極的にご出席ください。

●講 演:1(15:05~15:50)
「機械学習:経験から学習する人工知能」
京都大学 大学院 情報学研究科 知能情報学専攻 教授 鹿島久嗣 氏
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【サマリー】
今回の人工知能ブームを支えているといわれているのがデータから自動的に知識を獲得する機械学習と呼ばれる技術。最近のビッグデータの潮流等に乗り、多くの国・企業等がデータ解析技術をその競争力の源泉として位置づけようとしている。本講演では、近年著しく発展している機械学習の基本的な考え方とアプローチについて、また、深層学習や集合知といった近年の動向についても紹介する。
【プロフィール】
1997年京都大学工学部数理工学科卒業。1999年京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修士課程修了。2007年京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻博士課程修了。情報学博士。1999年から2009年までIBM 東京基礎研究所勤務。2009年より東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻准教授。2014年より京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻教授。2016年より理化学研究所 革新知能統合研究センター ヒューマンコンピュテーションチーム チームリーダー(兼任)人工知能、特に機械学習、データマイニング等のデータ解析技術の研究開発とその実社会応用に従事。2009年情報処理学会 長尾真記念特別賞、2012年マイクロソフトリサーチ日本情報学研究賞、2013年船井情報科学振興財団 船井学術賞等を受賞。

●講 演:2(15:55~16:40)
「IBM Watsonのアプローチと関連基礎研究」
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 コグニティブ・コンピューティング シニア・マネージャー 立花隆輝 氏
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【サマリー】 人工知能技術に対する期待は世界中で高まっており、実に多様な分野と用途においてビジネス応用が世界中で試みられ実用が進んでいる。それらの事業者のそれぞれが独自のビジネス用途に特化したAIを実現できることを、IBM Watsonでは特に重要視している。この観点で現状での問題点や求められる要件は徐々に明らかにされており、IBM基礎研究所ではそれらに対応できる新技術を、IBM Watsonの新しい機能とするべく研究開発している。本講演では、人工知能技術へのIBMのアプローチを説明し、いくつかの製品、最先端の研究や事例を紹介する。
【プロフィール】 1998年東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士過程修了。同年日本アイ・ビー・エム(株) 入社。以来、同社東京基礎研究所にて音楽電子透かし技術、音声合成、音声認識、コグニティブ・ロボティクスの研究開発に従事し、IBM Watsonの複数のAPIの開発に携わる。2007年 大阪大学大学院工学研究科電気電子情報専攻博士課程修了。Watson Speech To Textを利用してリアルタイムでコールセンター・エージェントを支援する銀行のお客様の事例などのプロジェクトにも参加。豊橋技術科学大学客員教授。工学博士。

●講 演:3(16:50~17:20)
「政府の人工知能への取組」
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ロボット・AI部 主査 村本衛一 氏
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【サマリー】 政府では、2016年4月の「未来投資に向けた官民対話」における総理指示を受け、『人工知能技術戦略会議』が創設され、関連省庁が連携して「人工知能技術戦略」を作成し、2017年3月に公表。2017年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」においても、同戦略が参照されている。本講演では、政府が作成した人工知能技術戦略やその関連施策についてイメージビデオを交えながら紹介する。
【プロフィール】 1991年某電機メーカに入社。2000年北陸先端科学技術大学院大学修了(企業派遣)。インターネットの帯域推定技術開発、TV会議システム開発等に従事。2016年2月より国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にて現職に従事。

●会場:
京都リサーチパーク 西地区 4号館 2階 ルーム1
※交流ディスカッションは別会場へ移動

●定員:50名程度

●対象:
ものづくり企業・大学・研究機関・産業支援機関
※若手の技術者・研究者および大学生・大学院生の方々も大歓迎です。

●参加費:
一般:有料 ¥3,000(当日受付にてお支払ください)
学生:無料(ただし、交流会に残られる場合は、有料 ¥1,000となります。当日受付にてお支払ください。)
※学生は聴講無料となります。当日受付にて学生証をご呈示ください。
※学生証のご呈示がない場合は、¥3,000のお支払になりますこと、ご了承願います。

●申込:
11月20日より一般お申込み受付開始(定員に達し次第終了) お申込みは【こちら】から

●主催:
京都リサーチパーク(株)産学公連携部

●問合せ:
京都リサーチパーク(株)産学公連携部「E2M Square」事務局 担当:松浦・北村・長田
MAIL:e2-info@krp.co.jp
TEL:(075)315-8491

●今後のシリーズ予定(平成29年11月現在)
終了:
第1回<平成29年10月25日(水)> 現状・事例紹介(開催レポートは【こちら】)
次回:
第2回<平成29年12月20日(水)> 仕組み・最先端の研究知見・日本の政策動向
第3回<平成30年1月30日(火)> 今後の可能性・方向性

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