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2023/05/10

[4/21(金)開催]フローサイトメーターCytoFLEX (Beckman Coulter 製) 取り扱い説明会 終了

IMG_0127 size調整済.jpg2023421()にフローサイトメーターCytoFLEXの取り扱い説明会がターンキーラボ健都4F TKLサロンにて開催されました。

Beckman Coulter 社製フローサイトメーターCytoFLEXは、この4月からターンキーラボ健都に設置された実験機器の一つです。

弊所をご利用中の方やラボを見学された方からフローサイトメーターの設置のご要望を多数いただいたことから、そのご要望にお応えする形で設置することとなりました。

フローサイトメーターは医学薬学系でよく使われる、動物細胞の大きさや数、特徴等を光を用いて計測する機器ですが、CytoFLEXには「43x43cmというコンパクトサイズ」、「使用するシース液の塩の析出が少ないため、メンテナンスが楽」といった特長があります。

今回は機器の購入/設置にあわせてBeckman Coulter 社の方にフローサイトメーターの原理から詳細な使い方、トラブルシューティングまで含めた取り扱い説明会をしていただきました。

当日は、現在幣所をご利用されている方から今後利用を予定されている方まで、計13名の方にご参加いただきました。質疑応答含め3時間にわたって開催され、説明会の最後にはBeckman Coulter 社のセールススペシャリストの方と実機を直接触っていただきました。

【プログラム】

13:00~ イベントスタート

セールススペシャリストからフローサイトメーターの原理等一般的な説明

13:20~ フィールドエンジニアから機器及び制御ソフトの取り扱い説明

14:301440 休憩

14:40~ 制御ソフトの取り扱い説明の続き、トラブルシューティングおよび質疑応答

15:30~ 実機の取り扱い体験会

IMG_0165調整済.png機器(CytoFLEX)写真

【説明会での内容の一部をご紹介】

・Avalanche Photodiode detectors(APD)という検出器を使用することで広い範囲のシグナルを検出することができ、感度を調節することなく一度にすべての信号を記録しておくことで、後から解析することが可能な機器

・解析ソフトはフリーで、サイトからダウンロードすることで何台のPCでもインストール可能

・QCビーズにより精度管理を行うことで、機器とデータの互換性がありサンプルのロットを気にすることなく拠点間で実験を行うことが可能

【最後に】

取り扱い説明会の内容に関して、画面越しではありますが実際に機器を操作しながら丁寧に説明していただき、大変わかりやすい説明でした。参加された方からは、「実際に使用してみるとユーザーフレンドリーで使いやすいソフトでした」との感想もいただきました。

今後もターンキーラボ健都では、実験機器の講習会を定期的に開催してまいります。ご興味のあるものがございましたら、是非ご参加ください。

ターンキーラボ健都

京都リサーチパーク株式会社は国内最大級のシェアラボ「ターンキーラボ健都」を2022 年北大阪健康医療都市(通称:健都)で開業いたしました。当施設は、"そのひらめき、すぐ研究。"をコンセプトとした、P2/BSL2対応のシェアラボです。細胞培養や遺伝子解析ができる必要最小限の設備と機器が揃っているため、初期投資をおさえ、すぐに研究を始めることができます。実験ベンチや機器は時間単位のレンタルで、利用頻度に合わせてお得に使うことができます。さらに常駐のラボマネージャーが施設管理等に対応することで、研究に専念できる環境を提供いたします。また、交流を目的に作られたサロンも併設しており、交流会、勉強会等のイベントも開催を予定しています。

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