●（株）エーエスピー　

フードロスをなくすために

天候不順や新型コロナウイルスの影響で、近年、問題となっているフードロス。未活用農産物の粉末化と、加工設備のシェアリングを主な事業とする創業3年目の株式会社エーエスピーは現在、「規格外品」「フードロス」という言葉自体をなくそうと日々奮闘しています。代表取締役の林直樹氏によると、同社の事業は、SDGsの6（廃棄による環境負荷の低減）、9（保存性を高める加工や加工設備のシェアリング）、12(廃棄ゼロで無駄なく使い切る)、13(焼却処分になるものを減らす)の解決につながるといいます。

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●（株）光響

レーザーで社会を拓く

　「お客様満足度　レーザー業界No.1」を目指し、レーザー関連製品の販売や、光学関連情報の発信に取り組む光響。なかでも、サビ・汚れ・塗料を落とすことが出来るレーザークリーナーは、従来の洗浄技術（高圧洗浄、薬品洗浄、サンドブラスト洗浄等）と比較して、さまざまな特長をもった製品です。例えば、光で汚れを蒸発・気化させるため、産業廃棄物が少なく、SDGsの「つくる責任　つかう責任（持続可能な消費と生産）」に大きく寄与しています。

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●（株）GF 技研

次世代に負担をかけないエアコン

　真夏を快適に部屋で過ごすために欠かせない家庭用エアコン。生活面のプラス要因がある一方で、電気代が高い、大きな消費電力や温室効果の非常に高い冷媒ガスによる地球温暖化、換気機能がついておらず感染症対策が十分にできない、排出される熱によりヒートアイランド現象が起きる等といった、マイナス要因も多数あります。約50年間、エアコン開発一筋の技術者が創業したGF技研は、こうしたマイナス要因に着目。従来と比べて半分の消費電力で、冷房機能と換気機能を両立し、低排熱＆冷媒ガス使用量半減で地球温暖化防止と健康的な社会の実現に貢献する『FFA』を開発しました。

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●（株）Space Power Technologies

ワイヤレス給電で世界をリード

　ケーブルもパッドも必要なく、いつでも、どこでもデバイスに遠距離で充電できるとしたら......。そんな真のワイヤレス世界を見据え、世界初となる"電力利用革命"が2021年冬、ここ京都からスタートします。

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●PLENRobotics（株）

AIと協力、人手不足を解消

　少子高齢化による人手不足が近年、社会問題となっています。特に中小企業の離職率は深刻で、人手不足が続けば倒産の危機にもなりかねません。主に顔認証システムを取り扱うPLEN Roboticは、なかでもサービス業の現場で求められるサイズ感とスペックに特化した製品『PLEN CUBE』を開発・販売。単純作業をAIに肩代わりしてもらうことで、中小企業が抱えるこうした課題解決に取り組んでいます。

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　　　　　　　　　　　　　＊記事は、2021年9月時点の取材内容に基づくものです。