2022/07/13(水)
第103回産研テクノサロン「放射光利用に不可欠なビームライン基幹技術の最前線」 終了
電子を光速近くで加速した時に発生する放射光は、特にX線領域での強度や波長選択性などにおいて非常に優れた性質を持ち、先進的科学・技術の発展に欠かせないツールの一つである。国内では、関西が誇る世界最大規模の放射光施設SPring-8をはじめとして、大学共同利用施設としてそれぞれ40年近い歴史を有するPhoton Factory(茨城県つくば市)やUVSOR(愛知県岡崎市)など、多くの放射光施設が稼働し、産官学問わず多くの利用者が放射光を活用している。さらに現在、東北・仙台の地には最先端技術を駆使した新しい放射光施設の建設が進んでいる。近年、「放射光を使ってどのような研究や技術開発が可能か」という趣旨の研究会・講演会を目にする機会が増えてきた。しかし、「放射光ビームラインがどのように建設され、どのような要素技術が使われているか」についてはなかなか知る機会が少ない。今回の産研テクノサロンでは、放射光利用者に最も身近なビームラインの基幹の基幹技術について、諸施設の関係者に紹介をいただくとともにビームライン建設に関わる民間企業の立場からのお話をいただくことで、学術界だけでなく産業界にとっても有用な情報提供を行いたい。
開催日
2022年7月22日(金) 14:00~16:40
開催場所
大阪大学産業科学研究所 管理棟2階 大会議室+オンライン開催(ZOOM)
主 催
大阪大学産業科学研究所
定 員
会場 40名
オンライン 90名
詳細
https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/air/techno_salon/2022FY.html#technosalon_r4_1
問い合わせ
大阪大学 産業科学研究所 戦略室(旧:産学連携室)
TEL:06-6879-8448 E-Mail:air-office@sanken.osaka-u.ac.jp