- 共用の実験スペースと実験個室、ビジネスラウンジを備えています。
- P1/BSL1レベルの実験を主に行う「一般実験エリア」と、細胞を中心に扱う「P2/BSL2対応エリア」に区分しています。
- ビジネスラウンジはピッチイベントなども可能で、交流が生まれる空間を設計しております。
大阪・健都
最新式のラボがオープン!
ターンキーラボ
ターンキーラボの3つの特長
-
特長1P2/BSL2対応の
機器付レンタルラボ 初期費用を抑え、すぐに
研究を開始 -
細胞培養や遺伝子解析の基本的な実験機器、さらにはP2/BSL2対応の実験環境を整えています。
高額な初期投資や工事にかかる時間や手間を考えずにすぐに研究を始めることが可能です。
-
特長2時間単位で
レンタル、ラボ
管理不要 研究に専念できる環境をお得に、
フレキシブルに -
実験ベンチや機器は、時間単位のレンタルで利用可能です。複数名で自由に使える鍵付の個室や、打ち合わせスペースも完備しています。
さらに、機器のメンテナンスなどを行うラボマネージャーが常駐し、日々の研究をサポートいたします。
-
特長3国研や企業が
集積する
都心近郊立地 共同研究や交流を促進、
採用にも効果的 -
大阪 吹田市・摂津市にまたがる北大阪健康医療都市、通称健都に立地しています。「健康・医療のまちづくり」を目指す健都は、国立循環器病研究センターや国立健康・栄養研究所、健康医療関連の企業が集まる新たな研究開発拠点としても注目のエリアです。新大阪からも近いため利用しやく、交通アクセスの良さは人材確保にも有利です。
ご利用者さまの声
株式会社村田製作所様も利用
BSL2対応のラボを活用したライフサイエンス分野への挑戦
「ウェルネス領域での新規ビジネス創出を視野に入れた材料開発を担当しています。 自社でのBSL2対応の実験室立ち上げも不可能ではないですが、研究に求められる時間を考慮し、手を尽くしBSL2対応のレンタルラボを探しました。 別部門がすでに利用していたターンキーラボ健都を検討し、すぐにでも実験を開始出来ることがわかったため即決しました。」
- 利用種別
- :ベンチ
- 利用人数
- :1~2名
- 利用頻度
- :週3~4日
- その他
- :モノづくり企業が材料開発にあたりバイオ系のラボを利用
ターンキーラボ実証実験実施時のご利用者さまの声を掲載しております。
ターンキーラボ健都のご利用者さまではございませんのでご注意ください。
- ご利用者様
-
京都大学 特定助教※
井原 賢様(理学博士)(写真左)
- 業種
- 大学
- 部門名
- 大学院工学研究科
- 利用用途
- 下水からのウィルス濃縮に利用
- 利用席数
- 1席
- 利用頻度
- 週に2回8時間
※所属、肩書はインタビュー当時のものです
普段は滋賀県大津市に位置する京都大学工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター(以下、センター)にて、河川や湖沼へ流出した医薬品成分や病原微生物に着目して、ヒトおよび生態系を守る研究を行っています。新規の研究を始めるにあたり、BSL2レベルの環境が必要になりましたが、残念ながらセンターではBSL2の実験ができないため、場所を探していました。
研究費は京都大学の学内ファンドから獲得できましたが限りもあります。また、この実験は毎日ではなく、週に2回、半年から1年の間の実験なので、使いたいときにだけ使えて、その分、費用も安く抑えられるラボを探していました。
ターンキーラボEGGは、BSL2レベルの実験が可能だったことが第一です。利用頻度に応じたコース設定で利用料を安くおさえることができたことも決め手でした。大学のファンドで獲得した研究費をすぐに利用料金に充てることができました。立地としても、滋賀のセンターから車で40分と思ったほど遠くありません。備付の共有機器以外で必要な機器もオプションで持ち込むことができたことも、大変助かっています。
ターンキーラボでの実験結果をさっそく日本水環境学会のシンポジウムで発表することができました。とても感謝しています。実際に実験している時間は週に8時間程度。その時間のためだけに、一般的な賃貸ラボを契約すると高くついてしまいますが、シェアラボであるターンキーラボは、使いたいときに使えて、それに応じた料金を払う仕組みなので、たいへん助かっています。この場所がなければ、もっと時間をかけて研究場所を探すことになっていたかもしれません。
- 遺伝子組み換え実験を行う為、P2環境を必要としている
- 細菌やウイルスの検出のためにリアルタイムPCRを使用したい
- 毒劇物を含む試薬の調整が必要で、ドラフトチャンバーを使いたい
- BSL2環境下の専用スペースで細菌を扱いたい
ターンキーラボ施設概要
ビルのワンフロア約931m²で運営する、日本最大級の機器付レンタルラボです。
個室とベンチ、共用実験機器を備えた「一般実験エリア」「P2/BSL2実験エリア」、交流会の出来るサロンを備えた「中央エリア」の3つのエリアで構成されています。
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一般実験エリア
自由度が高く、生物を用いない幅広い実験が可能です。一部菌類等を対象としたP2/BSL2レベルの微生物室も用意しています。
個室/ベンチ数:個室2部屋 / ベンチ24席 -
中央エリア(サロン有)
打合せやイベントを実施出来るサロンがございます。会議室や執務エリア等、オフィス機能も有しています。
設備:受付、サロン、会議室、WEB会議室、ロッカー、執務エリア等 -
P2/BSL2実験エリア
遺伝子組み換えを行った動物細胞や幹細胞を用いた実験が可能です。
個室/ベンチ数:個室4部屋 / ベンチ16席
一般的な細胞培養実験、分子生物学実験が可能な機器をご用意しております。
マイクロプレートリーダー(蛍光・発光・吸光測定可能)、FACS、蛍光顕微鏡、RT-PCR装置、局所排気装置(ドラフトチャンバー等)、安全キャビネット、バイオシェーカー、インキュベーター等。より詳しく知りたい方は、以下「詳細資料ダウンロード」よりご覧ください。
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ベンチ
幅120㎝実験ベンチを4時間単位でご利用いただけます。一部プランでは固定席を貸切ることも可能です。
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個室
約20m2のスペースを自由に設計してご利用いただけます。情報管理にも安心です。
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常駐スタッフ
ラボマネージャーが常駐し、受付や機器メンテナンス等を対応します。煩わしい施設管理や備品管理が不要で、研究に集中していただけます。
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交流の機会
サロンではターンキーラボご利用者さま同士の交流会や各種勉強会、実験機器や試薬の説明会等の開催を予定しています。
-
オフィス機能
有料オプションでターンキーラボを事務所として登記することも可能です。また、Wi-Fiも完備しています。
-
安心安全なセキュリティ
有人監視及び監視カメラ、セキュリティカードで管理しており、セキュリティ対策は万全です。
- ・ターンキーラボご利用者さまは、ターンキーラボ健都が入居するビルにある交流ラウンジ「ク・ラスターラウンジ」もご利用可能です。ラウンジは打合せや執務に使えるだけでなく、セミナーや交流会が定期的に開催されています。
- ・ラウンジと同じフロアに別途会議室も備えております(有料です)。
- アクセス環境良好な都心近郊立地
- ・最寄り駅まで新大阪駅から3駅7分
- ・最寄り駅である岸辺駅から徒歩7分
住所
〒566-0002
大阪府摂津市千里丘新町3番17号
健都イノベーションパークNKビル4階
動画で見る、
ターンキーラボはどんな
レンタルラボ?
利用例/価格参考例
利用頻度に応じて
お得に使うことが出来る実験環境
- 利用内容
-
ベンチ(4時間)
無菌操作(1時間)
- 利用頻度
- 週2日利用
- 利用金額
- 110,000円/月~
- その他
- ベンチはフリーアドレス
※初期費用が別途掛かります。
ご利用するケースによっては別途オプション料金が発生することがございます。
持ち込んだ機器等をベンチに置いて
帰ることが出来る
- 利用内容
-
無菌操作(1時間)
RT-PCR(2時間)
- 利用頻度
- 週4日利用
- 利用金額
- 275,000円/月~
- その他
- ベンチは固定席
※初期費用が別途掛かります。
ご利用するケースによっては別途オプション料金が発生することがございます。
詳しく知りたい方は、以下「詳細資料ダウンロード」よりご覧ください。
- 背景
-
- ・持ち込む実験機器のサイズが、ベンチで利用するには大きすぎる。
- ・会社のルールや実験内容の特性上、鍵のかかる個室内で実験したい。
- 利用パターン
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- ・個室内に実験機器を持ち込んで設置する。
- ・2名以上でほぼ毎日利用する。
- 利用月額
- お問い合わせください
メディア掲載実績一覧(一部)
- 2022年2月8日(火)[日本経済新聞電子版]
- 京都リサーチパーク、時間貸しの実験ラボ運営 国内初
- 2022年 3月30日(水)[薬事日報]
- シェアラボを健都に開業 時間単位で利用、国内初
- 2022年 3月30日(水) [化学工業日報]
- 快適な研究環境と交流機会 イノベ形成の一躍担う
- 2022年 4月1日(金) [ヘルスライフビジネス]
- 国内最大級シェアラボがオープン
- 2022年 4月6日(水)[日経バイオテクONLINE]
- 大阪摂津市に国内最大級のシェアラボが誕生、時間単位でレンタル可能
- 2022年 4月14日(木)[ASCII STARTUP]
- ライフサイエンスの未来を支える 日本初の時間貸しシェアラボオープン
詳細資料ダウンロード
機器等の施設詳細を掲載
- 1.ターンキーラボとは
- 2.施設概要、設置機器
- 3.利用料金について
- 4.利用開始までの流れ
- 5.よくあるご質問、お問合せ
- 6.運営会社について
- ページ数:29ページ
ターンキーラボ健都の周辺環境
国立循環器病研究センターと国立健康・栄養研究所を中心とした、
「国際級」の医療クラスターの実現を目指した取組を進めている注目のエリア
国立健康・栄養研究所の入居に加え、健都が目指す「健康・医療のまちづくり」において、企業等の進出や交流を促進する機能を担う施設として「賃貸ラボ・オフィス」や「ターンキーラボ」を備えます。
1階には共用の交流ラウンジを配置し、入居者間の交流を促す機会の創出や健都での取組を発信する広報活動などを実施します。
- 所在地
- 大阪府摂津市千里丘新町3番17号
- 敷地面積
- 約4,430m²
- 延べ面積
- 約9,140m²
- 構造規模
- 鉄骨造7階建て
- 建物設置者
- JR西日本不動産開発㈱
- 開業
- 2022年4月
- 入居企業
-
国立健康・栄養研究所
ターンキーラボ健都
ライフサイエンス分野の企業
・国立循環器病研究センターの移転を契機に健康医療関連の機能集積が進み、梅田や新大阪に至近であるなど、交通アクセスに優れている健都では、内外での連携(共同研究・開発、ビジネスマッチング等)が次々と生み出される仕組みの構築を目指しています。
・国立循環器病研究センターに設置されているオープンイノベーションセンターでは、共同研究拠点となる「オープンイノベーションラボ」や、交流・情報拠点となる「サイエンスカフェ」が整備されています。
・東京から移転された国立健康・栄養研究所では、大阪への移転を契機に、彩都に立地する医薬基盤研究所とのシナジー効果を加速し、民間企業と連携したイノベーション創出の促進が期待されます。移転先である健都イノベーションパークNKビルにターンキーラボ健都も立地します。
ご利用までの流れ
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施設見学・事前面談
- ・サービス内容、価格やご利用方法のご説明
- ・予定している実験の概要についてのヒアリング
オンライン説明会、ご内覧
お気軽にご相談ください -
最短2週間お申込み・審査※
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・利用申込書、実験計画書、
他必要書類のご提出 - ・遺伝子組換え・病原体実験計画書等も必要になる場合がございます。
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・利用申込書、実験計画書、
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諸手続き
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・教育訓練
(安全管理講習)の受講
並びに確認テストの修了
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・教育訓練
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利用開始
- ※ 実験内容によっては、ご希望に添えない場合もございます。あらかじめご了承ください。
- ※ 実験内容によっては、ご希望に添えない場合もございます。あらかじめご了承ください。
よくある質問
レンタルラボについて
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レンタルラボとはなんでしょうか。
オフィスを賃貸して利用するように、部屋やフロア等を借りて利用することが出来る研究場所です。 -
機器付レンタルラボ/シェアラボとはなんでしょうか。
基本的な実験機器や実験スペースを共用して利用するラボです。メリットとして、基本的な実験機器等が整備されている為、初期費用を抑えすぐに研究がはじめられます。
サービスについて
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個人/大企業でも利用出来ますか。
利用頂けます。スタートアップのお役に立てればとの思いで事業を開始しておりますが、企業規模による制限は設けておりません。 -
機器の持ち込みは可能でしょうか。
可能です。ただし、大きな音や振動が発生する機器等の場合、持ち込めないケースもございます。詳細はお問い合わせください。 -
費用/価格はいくらですか。
お客様の利用頻度や人数にあわせて最低月額33,000円からご利用いただくことが可能です。詳細はお問い合わせください。 -
実験可能な時間は何時から何時まででしょうか。
24時間365日使用可能です。詳細はお問い合わせください。 -
ここで研究した研究成果は誰に帰属するのでしょうか。
研究成果はすべてご利用者さまに帰属します。 -
事務所として登記することは可能でしょうか。
可能です。プランによって、無料の場合と月額16,500円かかる場合がございます。詳細はお問い合わせください。
京都リサーチパーク㈱(大阪ガス都市開発(株)100%出資会社)は、「京都からの新ビジネス・新産業の創出に貢献する」をミッションに、オフィス・ラボ等のビジネス空間の開発・賃貸に加えて、オープンイノベーションを促進する様々なプログラムを提供しております。中でも、KRP地区内はライフサイエンス分野の就業人口が最も多く、また弊社が運営するウエルネス・ヘルスケア系ベンチャーとグローバル企業のマッチングイベント「HVC(Healthcare Venture Conference) KYOTO」も年々賑わいをみせています。
レンタルラボの運営やイベントを開催する中で、ご利用者さまやご参加者さまから多種多様なラボの利用に関するお問い合わせをお受けします。特にここ数年、スタートアップに適した小規模・短期間利用のニーズに応えきれていないという課題が顕在化して参りました。また、自前でラボを開設するまでの時間や初期コスト、退去時の廃棄物処理・工事費用の削減に対するご要望も増えてきております。
海外に目を向けると、ライフサイエンス分野において世界最大級のベンチャーエコシステムが形成されているボストン・マサチューセッツ州地域では、Lab Central、BioLabs等の事業者が、スタートアップ向けに「シェアラボ」事業を運営しており、エコシステムの発展に大きな役割を果たしていることが分かって参りました。
弊社では、ヘルスケア系スタートアップの課題解決をしたいとの思いから、シェアラボ事業「ターンキーラボ」を開始しました。対象分野は、医療・健康などのライフサイエンス分野を中心に幅広く、食品・スポーツ・美容・福祉等、ウェルネス(健康)産業全般を想定しています。この事業を通じ、イノベーション創発の瞬間が生まれることに貢献出来ればと願っております。