◆DAY1（３月１６日）Vol.30「生体鉱物『アパタイト』が切り拓く医療用素材の開発と未来」

◆DAY2（３月１７日）Vol.31「環境中の無数の微生物ゲノムを丸ごとデジタル情報化する」

"科学技術で調和した地球社会のビジョンを描く2days"
アカデミックな時間にふれあえる！「ふれデミックカフェ＠KRP with京大オリジナル」Vol.30,31

「ふれデミックカフェ」は、研究者をお招きし、研究内容について観客参加型でディスカッションを行うサイエンスカフェ（※１）形式のイベントです。「ふれデミックカフェ」には、人とのふれあいや繋がりをきっかけにイノベーションが生まれる場になるようにという思いを込めています。大学との共同研究に関心のある方、事業化を目指す最新研究事例に触れたい方、事業化に向けた研究について意見交換をすることに興味のある方は是非ご参加ください。

DAY1＜Vol.30　テーマ・講師＞

テーマ：「生体鉱物『アパタイト』が切り拓く医療用素材の開発と未来」

講師：薮塚 武史　（京都大学大学院エネルギー科学研究科 講師）

◆今回はこんな方におススメ！
～是非、当日先生とディスカッションしましょう～

• 人工骨や製薬等を対象とした企業の皆様
• 環境・資源材料や電子材料等、様々な分野の研究開発ご担当者様

先生からのコメント
超高齢社会の到来により、様々な治療を支援する新材料の需要が高まっています。例えば現代の臨床では、従来よりも早く、強く、長く骨と結合し、さらに高い強度としなやかさを併せ持つ人工骨の開発が求められています。今回は、生命のからだを支える鉱物「アパタイト」に着目し、自然に骨と一体化する人工骨や、薬の効果を高めるカプセルなど、身体機能を引き出しながら身体を治す医療用新素材の開発を中心に紹介します。

◆日時・お申し込み先
２０２３年３月１６日（木）１６：３０～１７：３０
https://furedemiccafe-kyodai-vol30.peatix.com/

DAY2＜Vol.31　テーマ・講師＞

テーマ：「環境中の無数の微生物ゲノムを丸ごとデジタル情報化する」

講師：岡﨑 友輔 （京都大学 化学研究所 助教 ）

◆今回はこんな方におススメ！
～是非、当日先生とディスカッションしましょう～

• 環境微生物ゲノムの解析やシーケンス技術の最新動向に関心のある方
• 微生物の利活用を検討されている方
• 微生物を用いた創薬・ヘルスケア領域、食品や添加物、化粧品材料などに関心のある方
• 環境保全や環境問題につながる技術開発に関心のある方

先生からのコメント
地球上には、宇宙の星の数の100万倍を上回る数の細菌が存在すると推定され、例えば海や湖の水コップ一杯の中には、世界の人口を超える数の細菌やウイルスが生息しています。近年のDNA解析技術の急進歩により、これら環境中の無数の微生物のゲノム情報を直接読み解くことが可能になり、これまでアクセスできなかったその膨大な遺伝子多様性が明かされつつあります。
今回は環境微生物研究における先端技術とその可能性について紹介いたします。

◆日時・お申し込み先
２０２３年３月１７日（金）１６：３０～１７：３０
https://furedemiccafe-kyodai-vol31.peatix.com/

会場・定員

※両日とも会場・開催時間は同じです
➀京都リサーチパーク 東地区 KISTIC ２階「イノベーションルーム」： 各日10名
②オンライン（ZOOMによる開催）：各日25名程度

プログラム

16:30～17:00　先生のライトニングトーク
17:00～17:30　参加者を交えたディスカッション

※お申込み時に、➀会場参加か②オンライン参加かどちらかをお選びください。
※オンライン参加でお申込みいただいた方には、別途zoomミーティングのURLをご送付いたします。
※オンラインでのご参加の場合は、可能な限りマイクとカメラのご用意をお願いいたします。

ご来館時の注意 （必ずご確認ください。）

以下の方はご来館をご遠慮いただきますようお願いします。
① 軽度であっても、風邪のような症状（発熱、咳、咽頭痛など）がある方
② 国内外において、新型コロナウイルス感染症が疑われる方と長時間の接触があった方
③ 過去2週間に政府の入国制限、入国後観察期間が設定されている国・地域への渡航歴のある方

当日はマスクを着用の上、こまめな手洗い・手指消毒にご協力くださいますようよろしくお願いします。

参加費

無料

対象

ウェルネス・モノづくり領域の以下の方々

• 事業化を目指す最先端技術の最新情報や業界動向に触れたい、新規事業やR&D、テクノロジースカウト担当の方
• 共同研究やオープンイノベーションを目指す、事業会社やアカデミアの方
• 発表者の研究内容や自身の研究内容・事業内容について、意見交換をしたい方

主催・協力

主催／京都リサーチパーク株式会社　　協力／京大オリジナル株式会社

詳細

クリックするとPDFをご覧いただけます。

ふれデミックカフェ（京大オリジナル）_チラシ２DAYS.pdf

■サイエンスカフェ（※１）とは
サイエンスカフェとは、1997年から1998年にかけてイギリスとフランスで同時発生的に行われたのが起源とされる、カフェのような雰囲気の中で科学を語り合う場です。特徴としては、話題提供者と参加者、参加者同士の双方向のコミュニケーションをとることに重きを置いていることが挙げられます。また最近では、サイエンスカフェはオープンイノベーションの側面でも語られるようになっています。楽しく語らいながら新しい知識や技術を取り入れることで、イノベーションを加速させるきっかけになることが期待されています。

お問合せ先

京都リサーチパーク株式会社 イノベーションデザイン部 （長田、河端）
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134 　MAIL: krp-id@krp.co.jp