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開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.21「酵素を利用した環境にやさしい材料合成」終了

ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.21
酵素を利用した環境にやさしい材料合成

■日時:2022年6月24日(金)16:30~17:30

■会場:➀京都リサーチパーク 「イノベーションルーム」
    ②オンライン(ZOOMによる開催)

■テーマ:「酵素を利用した環境にやさしい材料合成

■講師:土屋 康佑 特定准教授(京都大学大学院工学研究科)

■主催:京都リサーチパーク (株)

■協力:京大オリジナル(株)

■参加人数:26名(関係者含め29名)

■プログラム:
16:30~17:00 土屋先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション

京都リサーチパーク(株)は、人とのふれあいや繋がりをきっかけにイノベーションが生まれる場になるようにという思いを込めたサイエンスカフェ形式のイベント「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。京大オリジナル株式会社様にご協力いただき開催した第21回目は、京都大学大学院工学研究科土屋 康佑 特定准教授をお招きし、「酵素を利用した環境にやさしい材料合成」をテーマに開催しました。

まず初めに、土屋先生より「酵素を利用した環境にやさしい材料合成」のテーマの下、酵素を利用したポリペプチド合成、構造タンパク質を模倣した材料創製、機能性ポリペプチドの応用などについてご説明いただきました。また、従来の石油由来から脱却し、ケミカルリサイクルできる新しい材料創成プロセスについてもご紹介いただきました。

その後、先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションの際には、会場とオンラインの両方から質問やコメントが寄せられ、土屋先生には参加者からの質問に11つ詳しくお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、酵素反応による新しい高分子の合成、特にアミノ酸と既存のポリマーとの組み合わせ等、新たな機能を有する材料創製の可能性を感じた。サーキュラーエコノミー等の取り組みを進める中で、材料面でのテーマの一つとして是非検討したいといったお声がありました。

土屋先生レポート写真.JPG

土屋先生 研究内容の説明をされている様子