開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.21「匂いを感じる脳のメカニズム」終了
ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.21
「匂いを感じる脳のメカニズム」
■日時:2022年8月2日(火)16:30~17:30
■会場:①京都リサーチパーク「サイエンスセンタークラブ」 ②オンライン(ZOOMによる開催)
■テーマ:「匂いを感じる脳のメカニズム」
■講師:塩谷 和基 助教(立命館大学 生命科学部 生命情報学科)
■主催:京都リサーチパーク (株)
■協力:立命館大学
■参加人数:39名(関係者含め45名)
■プログラム:
16:30~17:00 塩谷先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション
京都リサーチパーク(株)は、人とのふれあいや繋がりをきっかけにイノベーションが生まれる場になるようにという思いを込めたサイエンスカフェ形式のイベント「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。立命館大学様にご協力いただき開催した第21回目は、立命館大学 生命科学部 生命情報学科の塩谷 和基 助教をお招きし、「匂いを感じる脳のメカニズム」をテーマに開催しました。
まず初めに、塩谷先生より、「匂いを感じる脳のメカニズム」のテーマの下、匂いの情報処理について大脳辺縁系との関係や、疾病による嗅覚の損失事例、嗅覚研究と視覚研究の違いについて、また、加齢による嗅覚の減退や、嗅覚の鍛え方について、最新の研究結果に基づきながらご説明いただきました。
その後、先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていいだきました。ディスカッションの際には、会場とオンラインの両方から質問やコメントが寄せられ、塩谷先生には参加者からの質問に1つ1つ詳しくお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、「匂いの情報処理システムはどの生物でも同じなのか?」「美味しさを増幅する「香り」物質はあるか?」「コロナ渦でマスク生活の中、嗅覚のトレーニングに必要性も増しているのではないか?」といったお声がありました。
塩谷先生 研究内容の説明をされている様子