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開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.19「宇宙を支配する数式」終了

ふれデミックカフェ@KRP with京大オリジナル Vol.19
宇宙を支配する数式

■日時:2022年3月18日(金)16:30~17:30

■会場:➀京都リサーチパーク 「サイエンスセンタークラブ」
    ②オンライン(ZOOMによる開催)

■テーマ:「宇宙を支配する数式

■講師:橋本 幸士 教授(京都大学大学院理学研究科)

■主催:京都リサーチパーク (株)

■協力:京大オリジナル(株)

■参加人数:50名(関係者含め58名)

■プログラム:
16:30~17:00 橋本先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション

京都リサーチパーク(株)は、オープンイノベーションを志す企業様向けの会員制度「KRP OPEN INNOVATION CLUB」内のコンテンツとして、「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。京大オリジナル株式会社様にご協力いただき開催した第19回目は、京都大学大学院理学研究科の橋本 幸士 教授をお招きし、「宇宙を支配する数式」をテーマに開催しました。

まず初めに、橋本先生より「宇宙を支配する数式」のテーマの下、宇宙がたった一つの数式で支配されていて、その数式はアインシュタインやマクスウェル、京都大学の湯川秀樹、小林誠、益川敏英ら偉大な天才物理学者たちの功績から成ること、人類が知る最小単位が素粒子であり、宇宙は17個の素粒子からできていること、素粒子の「超ひも理論」等をご紹介いただきました。
また、素粒子物理学の進展には100年以上のスパンを要することもあり、イノベーションに繋がるまでに非常に長い時間が必要であることをご説明いただきました。

その後、先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションの際には、会場とオンラインの両方から質問やコメントが寄せられ、橋本先生には参加者からの質問に11つ詳しくお答えいただきました。参加者からは、「ダークマターは素粒子で説明できるのか?」「標準方程式は未完ではないか?」「17の素粒子は宇宙の最初からあるのか?」「宇宙論・素粒子論の最新の概要が分かった」といったお声がありました。

橋本先生.JPG

橋本先生 研究内容の説明をされている様子