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開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.17「ゲノム編集技術を用いた薬物動態試験に応用可能な腸・肝細胞モデルの作製」終了

ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.17
「ゲノム編集技術を用いた薬物動態試験に応用可能な腸・肝細胞モデルの作製

■日時:2022年2月22日(火)16:30~17:30

■会場:①京都リサーチパーク「サイエンスセンタークラブ」 ②オンライン(ZOOMによる開催)

■テーマ:「ゲノム編集技術を用いた薬物動態試験に応用可能な腸・肝細胞モデルの作製」

■講師:根来 亮介 助教(立命館大学薬学部薬学科 分子薬物動態学研究室) 

■主催:京都リサーチパーク (株)

■協力:立命館大学

■参加人数:18名(関係者含め19名)

■プログラム:
16:30~17:00 根来先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション

京都リサーチパーク(株)は、オープンイノベーションを志す企業様向けの会員制度「KRP OPEN INNOVATION CLUB」内のコンテンツとして、「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。立命館大学様にご協力いただき開催した第17回目は、立命館大学薬学部薬学科 分子薬物動態学研究室根来 亮介 助教をお招きし、「ゲノム編集技術を用いた薬物動態試験に応用可能な腸・肝細胞モデルの作製」をテーマに開催しました。

まず初めに、根来先生より、「ゲノム編集技術を用いた薬物動態試験に応用可能な腸・肝細胞モデルの作製」のテーマの下、非臨床試験における吸収・代謝・毒性の評価について、ご紹介いただきました。
また、ゲノム編集技術を駆使して複数の薬物代謝酵素を高発現したヒトがん由来細胞株を用いた、安価に繰り返し実験が可能な新たな非臨床試験モデルについて、最新の研究結果に基づきながらご説明いただきました。

その後、先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションの際には、会場とオンラインの両方から質問やコメントが寄せられ、根来先生には参加者からの質問に11つ詳しくお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、「in vitro試験の目指すべきゴールはどう設定すべきか?」「マイクロ流路デバイスの開発には異業種のプレイヤーが参入できる可能性を感じた」「安価に目的にあった細胞を作成してもちいるという発想はそれほど強くもっていなかったが、すこし考え方が変わった」といったお声がありました。

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根来先生 研究内容の説明をされている様子