再生医療サポートプラットフォーム

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平成26年度 再生医療サポートビジネス懇話会

平成26年度「再生医療サポートビジネス懇話会」ご案内

−再生医療分野でモノづくりのビジネスチャンスを探しませんか−

第13回日本再生医療学会総会では、再生医療の実用化に向けた幅広い分野の研究動向が発表され、新しい治療法が身近なものになりつつあることを実感しましたが、一方で付設展示会やシンポジウムでは、再生医療の実用化のためには細胞の培養や観察、評価のための材料やその加工、理化学・医療機器といった「モノづくり技術」が重要であることが共通に認識され、大手企業だけではなく、中小企業もこの新しい分野にチャレンジし始めているとの状況が紹介されました。

再生医療はアベノミクス成長戦略でも重点分野に位置付けられ、その実用化に向けて「iPS 細胞ストックの整備」が始まったほか、今夏にも、iPS 細胞を使った網膜再生医療の臨床研究が行われる見通しです。さらに、今秋には、「改正薬事法」と「再生医療安全性確保法」が施行される予定で、平成26年度はまさしく「再生医療の産業化」元年になりそうです。 京都リサーチパーク(KRP)では、平成21年度より、モノづくりの視点から再生医療分野周辺の産業化を目指す「再生医療サポートプラットフォーム」活動に取り組んでいます。この活動の一環として、再生医療分野の第一線で活躍される先生方をお招きし、モノづくりの視点から、再生医療分野の新しい事業創出に向けた双方向の議論(ラウンドテーブル)の場である「再生医療サポートビジネス懇話会(年6回開催)」を開催してきました。

平成26年度の「再生医療サポートビジネス懇話会」では、自己骨髄細胞を利用した肝臓病治療や皮膚疾患への再生誘導治療などの臨床研究の現状だけでなく、バイオプリンティング技術を使った人工臓器の創出や、認知心理学や神経生理学に立脚する認知発達ロボティクスといった再生医療をはじめとするライフサイエンス分野への応用が期待される最先端テクノロジーの開発状況までを紹介します。さらに、研究開発に必要な器具や機器などの理化学・医療機器、評価装置やシステムをはじめ、モノづくり企業の将来的なビジネス展望までの議論を展開していきます。

 

◆◆◆ プ ロ グ ラ ム ◆◆◆

第1 回

平成26年 4月23日(水) 15:30〜19:30 (懇親会を含みます) 於:サイエンスホール

研究・治療に分けて再生医療材料・機器ビジネスを考える

田畑 泰彦 氏 (京都大学再生医科学研究所 生体材料学分野 教授)

再生医療は、細胞の元気度を高め自然治癒力を促す医療である。そのため、細胞の元気度を調べる細胞研究、元気な細胞の調製や 元気な細胞を利用した創薬研究、あるいは体内の細胞を元気にする再生治療のための材料・機器などが必要不可欠である。再生研 究(細胞研究、創薬研究)と再生治療の両方に「モノ作り」が重要な役割を果している。本講演では、この役割を具体例を挙げてわかり やすく解説する。

第2 回

6月6日(金) 16:00〜19:00 於:サイエンスホール

バイオプリンティングのあゆみから学ぶ:工学技術による再生医療のブレークスルー

中村 真人 氏 (富山大学 大学院 理工学研究部 工学部 生命工学科 生体医工学分野 教授)

印刷技術は適材適所インクを配置して文字や画像を描く技術である。生きた細胞やたんぱく質を直接印刷し積層すれば、再生医工学で壁となっている 3 次元組織が作れるのではないか?細胞を 3 次元配置できる機械の手が欲しい。そこから始まったバイオプリンティング研究。工学技術で再生医療をブレークする道をともに探りたい。

第3 回

7月10日(木) 16:00〜19:00 於:サイエンスホール

肝臓再生療法と周辺機器の必要性

坂井田 功 氏 (山口大学大学院医学系研究科 消化器病態内科学 教授)

2003年に肝硬変患者自身の骨髄細胞を採取し、その中から単核球分画を濃縮・生成し、肝臓再生療法を開始し、2013年6月に、先進医療B として正式に承認を得た。この方法は、非培養で1日で治療が完結する利点はあるが、全身麻酔が必要なため、適応患者が限定される。このため、外来で局所下に、少量の骨髄液を採取し、その中の間葉系細胞を培養増殖(細胞数を増加)し、腕の血管から点滴で細胞を投与する方法を開発中である。この培養には、密封された清潔な空間や培養器や培養液など様々な工夫が必要で、いろいろな機材を必要とする。講演では、このほかにも消化器領域で必要と考えられる機材などについても言及したい。

第4 回

【日程・場所変更】 11月7日(金) 17:00〜20:00 於:バズホール

骨髄間葉系幹細胞と損傷組織のクロストークを利用した再生誘導医療の新展開

玉井 克人 氏 (大阪大学 医学系研究科 再生誘導医学寄付講座 教授)

壊死組織由来核蛋白 high mobility group box 1(HMGB1)の血中濃度が上昇すると、骨髄内間葉系幹細胞が感知して血中へと移動し、さらに損傷組織特異的に集積して組織再生を促進する。この損傷組織と骨髄間葉系幹細胞のクロストークメカニズムの詳細と、医療応用の可能性について講演する。

第5 回

【日程・場所変更】12月 12日(金)16:00〜19:00 於:バズホール

人工共感の設計にむけて:感情と認知の発達ロボティクス

浅田 稔 氏 (大阪大学大学院 工学研究科 知能・機能創成工学専攻 教授)

感情や認知の発達は、共感するエージェントにとって、重要かつ困難な課題である。既存の人工共感は表層的なものが多く、限界がある。本講演では、最初に共感にまつわる関連用語を感情と認知の発達ロボティクスの観点から見直し、人工共感発達のモデル紹介し、予備的実験から、その実現可能性を議論する。

第6 回

平成27年 2月10日(火) 16:00〜19:00 於:バズホール

多能性幹細胞の心血管系再生医療への応用

山下 潤 氏 (京都大学 iPS 細胞研究所 増殖分化機構研究部門 教授)

心臓組織を構成している細胞群である心筋、血管内皮、血管壁細胞をそれぞれヒト iPS 細胞から高効率に誘導・純化する技術を有し ている。誘導された細胞を、細胞シートを初めとする種々の組織工学的手法を用いて、再び組織に近い形に戻すことにより、新しい心 臓再生細胞治療や心疾患病態モデル作製に応用する。

 

◆◆◆ 募 集 要 項 ◆◆◆

場 所

■京都リサーチパーク1号館 4階 サイエンスホール 他

対 象

■ 再生医療の産業化に興味をお持ちの方

■ 自社の技術やノウハウを用いた再生医療分野の新たな事業展開・ビジネスを目指している方

■ 再生医療に関わる技術やノウハウ、機器や装置、材料、実験道具などに興味をお持ちの方

参 加 費

■86,400円/人 (税込)

(全6回分 軽食・ドリンク代、資料・参考書代を含みます)

※京都リサーチパークの入居企業・団体さまは優遇させていただきますので、事務局までお問合せ下さい。

※お申込み後、請求書をお送りいたします。(4 月以降順次発送予定)

応募締切

■平成26年4月11日(金)

定 員

■先 着 30名

※お申し込み多数により、定員に達した場合は、締切前でも募集を終了させていただきます。

お申込方法

平成26年度の懇話会は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

主 催

■京都リサーチパーク株式会社

 

ご質問・お問い合わせは

京都リサーチパーク株式会社
開発企画部 永井・友田
電話番号:075-315-8476
メールアドレス:saisei-s@krp.co.jp