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平成23年度 再生医療サポートビジネス懇話会 第2回はんなり雑記

はんなり雑記

平成23年6月22日(水)
生体高分子としての糖鎖に秘められた魅力
岡 昌吾 氏(京都大学 大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授)

 座長の田畑教授からキーワード集についての説明に続いて、岡教授から『生体高分子として糖鎖に秘められた魅力』の講演がありました。

 講演では、生命情報鎖としての糖鎖、糖鎖は細胞の顔といった糖鎖についての基本的な話に続いて、(1)癌,細胞やウイルス感染と糖鎖の関係、(2)タンパク質の一生と糖鎖の関係、(3)糖鎖の合成不全と病気の関係、(4)神経可塑性・神経再生と糖鎖の関係(神経の軸冊の末端は、標的器官に向けて伸長し、シナプスを形成しますが、これがケガなどで切断されると再生が必要となります。外界からの刺激により神経が変化しうる事を神経の可塑性と呼んでいます。神経細胞を再生させるにはこの可塑性を回復させなければならず、それには糖鎖が関わっています)、(5)そして最後に先生と糖鎖との関わりについての講演がありました。
 途中休憩をはさんで軽食をとりながら、会員企業2社が自社の技術や今後の再生医療への取り組みを中心にPRされました。
 講演中も合間に会員からの活発な質疑応答・議論が交わされ、懇話会終了後も個人的に先生にご質問されている会員の方もいらっしゃり、盛会のうちに第2回目の懇話会を終了しました。

 「トウサって何?」と、初めて聞く言葉に何の事かさっぱりわかりませんでした。でも、岡先生がとてもわかりやすい説明をしてくださった事もあって、「糖鎖とは、細胞やタンパク質の表面に糖がつらなった糖鎖がついており、細胞の表面に色々な種類の糖鎖がつくことにより、色々な機能が発揮される」という話が、非常に刺激的でした。会場からは次々と質問や意見が飛び交い、会員の方々の積極的な質問に対し、岡先生ご自身も車座の中に入りお答え頂く、という活気のある光景に、運営スタッフとしても嬉しく感じました。

 

 

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