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平成19年度 再生医療の全体像を見わたせる分かりやすい解説講座

平成19年度 「再生医療の実際を知るための夏季集中講座」受講生募集〜京都・ウェルネス産業創出研究会〜

 イモリのしっぽが再生する現象をヒトで起し、なくなったあるいは悪くなった生体組織を再生誘導することで修復できれば、これは理想的な治療法となる。近年、この再生誘導治療(一般には、再生医療と呼ばれている)がかなり現実的になってきている。この再生医療が現実味を帯びてきた背景には、2つの研究分野の進歩が大きく関与している。その一つ目が、再生現象にかかわる基礎生物医学研究である。もう1つが、細胞の増殖、分化を促し、生体組織の再生を誘導するための医工学技術、方法論(生体組織工学)である。
本講座では、増殖、分化能の高い幹細胞、細胞外マトリクス、生体シグナル分子、細胞間相互作用などの基礎生物医学、および生体吸収性材料、細胞培養法、ドラッグデリバリーシステム(DDS)などの生体組織工学、加えて、再生された組織の評価法、動物実験を臨床へと進めるためのしくみ、法的な規則などの再生医療関連事項、臨床応用の具体例などについて講義を行う。再生医療に興味をもっている人は増えているにもかかわらず、再生医療の実際と必要事項とを習得できる入門コースはほとんどない。本集中講座では、再生医療の現状と将来の可能性、方向性を正しく理解するために必要となる基礎と関連事項、技術ならびに最前線について、わかりやすく一流の講師の先生方にお話しをいただき、質疑応答を通じてその理解を深める。

 

■講座の内容及び参加募集概要 募集期間:H19年6月11日(月)〜H19年8月10日(金)

 

【講座カリキュラム編集者:田畑 泰彦 教授(京都大学 再生医科学研究所)】   定員:30名(先着順)

日時 内容 及び 講師
8月20日(月)
Room1
(KRP4号館2F)
10:00〜11:30 生体組織の再生誘導治療の概論
「再生誘導治療(再生医療)における生体組織工学の重要性と将来の方向性」
-生体組織工学の基盤技術・DDSと細胞マニピュレーション-
田畑泰彦 教授(京都大学 再生医科学研究所)
13:00〜14:30 再生誘導治療の臨床応用
「生体組織工学をベースとした再生誘導治療」
伊藤 壽一 教授(京都大学大学院 医学研究科)
14:50〜16:20 再生誘導治療の評価、診断技術
「細胞の生体内トレーシング技術」
犬伏俊郎 教授(滋賀医科大学 MR医学総合研究センター)
8月24日(金)
Room1
(KRP4号館2F)
10:00〜11:30 再生誘導治療のための基礎生物医学(再生医学)
「生体シグナル分子と生体組織の再生誘導」
松本邦夫 教授(金沢大学がん研究所)
13:00〜14:30 再生誘導治療のための基礎生物医学(再生医学)
「組織幹細胞と再生医療」
梅澤明弘 部長(国立成育医療センター研究所 生殖医療研究部)
14:50〜16:20 再生誘導治療のための周辺環境
「再生誘導治療ビジネスと課題」
片倉健男 氏(テルモ(株) 研究開発センター 主席推進役)
8月27日(月)
Room1
(KRP4号館2F)
10:00〜11:30 再生誘導治療のための基礎生物医学(再生医学)
「細胞外マトリクスと生体組織の再生誘導」
関口清俊 教授(大阪大学 蛋白質研究所)
13:00〜14:30 生体組織工学の基盤技術
「生体吸収性材料と足場技術」
平野義明 准教授(大阪工業大学 工学部応用化学科)
14:50〜16:20 再生誘導治療のための周辺環境
「再生誘導療法の臨床開発基盤について」
福島雅典 教授(京都大学医学部付属病院 探索医療センター)
8月28日(火)
Room2
(KRP4号館2F)
10:00〜11:30 再生誘導治療の評価、診断技術
「再生誘導組織の評価技術(X線を中心に)」
中野貴由 准教授(大阪大学大学院 工学研究科)
13:00〜14:30 再生誘導治療のための周辺環境
「再生誘導治療の法規制」
吉川典子 氏(先端医療振興財団 クラスター推進センター)
14:50〜16:20 再生誘導治療のための周辺環境
「創薬から見た再生誘導治療」
土方重樹 氏(科研製薬株式会社 FGFプロダクト推進部 主査)