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平成25年度 再生医療サポートビジネス懇話会 第2回はんなり雑記

 

 

平成25年度の第2回「再生医療サポートビジネス懇話会」を、平成25年6月24日(月)に開催いたしました。

平成25年度の第2回「再生医療サポートビジネス懇話会」では、新たに2社を会員としてお迎えし会員総数が4143名となりました。

会場がはちきれんばかりの熱気の下、渡辺恭良先生(理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤センター センター長)をお招きし、『分子イメージングの活用による医療イノベーション』とのテーマで開催されました。

 

まず、イメージングに用いるPETポジトロン断層法)の原理と特徴を分かり易く説明して頂きました。 それによるとは11C 18Fなどの半減期の短い放射性同位元素で標識された化合物(トレーサー)を患者に投与し、体内から発生した放射線量から非常に感度よくその物質の濃度分布をイメージングできる。癌組織・細胞に特異的に結びつく化合物や尿酸等の病気の原因物質に標識することで癌の発見や発症前診断ができるとのことでした
発症前診断をすることで、病気の発生自体を阻止する所謂「先制医療」の道が開け、医療経済的にも大きく貢献できるとのことでした。
続いて、応用の話があり、使用できる核種は他に15O13N64Cu76Fなど多様で、目的に合わせた設定が出来るため、診断だけでなく、体のメカニズムの解析や薬物の動態観測による創薬にも有効とのことでした。
イメージングだけに説明も画像が中心で、体の中の変化が素人目にも手に取るように分かり、医学を支える周辺技術の進歩に驚くばかりでした。

PETには高感度の検出器、サイクロトロン、トレーサーの化学合成技術、画像処理技術など多くのモノ作り技術が関わっています。こういった新しい医療技術の進歩の中に、モノづくりの新たなビジネスチャンスをつかみたいものです。

 

8月23日の第3回目は、松田 秀一 先生(京都大学医学研究科 感覚運動系外科学講座 整形外科学 教授)をお招きして、変形性膝関節症に対する新たな治療の試み』のお話を聞く予定です。

加齢とともにだましだまし付き合うしかない言われる膝痛や腰痛、松田先生のお話に朗報を見つけたいと期待する人も多いのではないでしょうか?

 

 

 

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