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平成24年度 再生医療サポートビジネス懇話会 第4回はんなり雑記

 

 

平成24年度の第4回「再生医療サポートビジネス懇話会」が、安田 賢二 氏(東京医科歯科大学 生体材料工学研究所システム研究部門 情報分野 教授)をお招きし、Quasi in vivoスクリーニング:細胞ネットワークを用いたinvitro創薬支援技術の最前線』とのテーマで開催されました。

 

「クオジ イン ビトロ(Quasi in vivo)」、「何、それ?」、いきなり耳慣れない単語からスタート!参加者一同がポカンとした顔をしていると、つかざず、座長の田畑先生が、「皆さん、わかっていますか?」「体の中の環境を模擬的に作った環境(疑生体実験)のことです。」と突っ込み。最初の2枚のレジメとパワーポイントは日本語でしたが、3枚目からは横文字、しかも聞きなれない専門用語のオンパレード。安田先生の話によると、近く開催されるアメリカのFADの審査会(基準の評価だそうです)での説明用に作成された最新情報が盛りだくさんの非常にあり難い資料なのだそうですが、目が点になっている私にとっては、A nod is as good as a wink to a blindb horse.(馬の耳に念仏)」。でもそこは、話し上手の安田先生、参加者の理解度を測りながら巧みな話術で、パワーポイントは参考資料として活用され、ご自身の言葉でわかりやすく解説していただきました。特に、後半は参加者からの質問をベースに、余談も踏まえてわかりやすく話していただきましたので、非常に得した気分です。
私なりに理解したところにで、安田先生のお話を一言で言うと、細胞をネットワーク化することによって、これまで細胞単独では評価できなかった事象がわかるようになり、この評価法を用いることにより、より人体に近い状態で薬のスクリーニングが可能になるということです。さらに、応用展開として、心筋細胞をネットワーク化することで、心血管毒性予測や新薬候補のスクリーニングに応用できるシステムを開発、装置化(製品化)を目指しているという話だったと思います。元、企業の研究者だったこともあって、応用展開や製品化まで視野にいれた研究開発は、さすがです。参加された企業の方も、自社の事業展開にピンとくるものがあったのか、講演終了後の名刺交換は長蛇の列、最後の方は40分近く待たされたのではないでしょうか?

 

 

 

田畑先生に座長をお願いしている「再生医療サポートビジネス懇話会」、毎回、再生医療分野の第一線でご活躍されている著名な先生方の貴重なお話を生で聞けて、非常にお得な懇話会だと自画自賛です。早いもので、次回で5回目。次回は、大阪大学大学院 医学系研究科脳神経感覚器外科学(眼科学)教授の西田 幸二 先生の「角膜再生医療の現状と展望」についてのお話です。平成23年9月から展開されている「再生医療の実用化プロジェクト 再生医療の実現化ハイウェイ」にも取り上げられ、再生医療分野の臨床応用で、先頭集団を走られる西田先生のお話に、今からワクワクです。

 

 

 

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