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平成24年度 再生医療サポートビジネス懇話会 第3回はんなり雑記

平成24年度の第2回「再生医療サポートビジネス懇話会」が参加者62名のもと、戸口田 淳也氏 (京都大学 再生医科学研究所 再生医学応用研究部門組織再生応用分野 教授)をお招きし、幹細胞の医療応用:病態解明・創薬・細胞治療体』とのテーマで開催されました。
 

幹細胞(間葉系幹細胞)と分化細胞(軟骨細胞)について基礎的なことからとても丁寧に語って頂きました。また先生は臨床医でもあり、丁寧に語られる御姿から患者様の事を本気で治そうと努力されている気持ちが伝わってきました。

軟骨細胞や脂肪細胞へと分化し性質が決まった分化細胞は増殖速度が遅く、培養期間の長期化に伴って分化形質を失いやすいため、分化細胞からの培養は効率が悪いこと。そこで、目的の細胞を効率よく得るために、未分化で色々な組織へとなる可能性の秘め、増殖能に富んだ幹細胞を用いることで、短期間で大量に培養・増殖させ、その後、目的の細胞(たとえば軟骨細胞や脂肪細胞)に分化させることが望ましいこと。先生が研究されている間葉系幹細胞は培養期間の長期化に伴って老化(間葉系幹細胞の増殖能は有限であること)することが知られており、先生はその原因となる細胞周期調節因子を発見され、老化の原因を解明するとともに、その解決策として低酸素状態にすることで細胞の老化を抑制することが可能であることを話されました。これからの細胞研究においては、特異なマーカーなどを用いて細胞の状態を評価することが重要であり、培養プロセスにおいて細胞の状態がモニタリングできる装置の開発が望まれているということでした。

 

 

 

 
 

10月18日の第4回目は、安田 賢二氏(東京医科歯科大学生体材料工学研究所 システム研究部門 情報分野 教授)をお招きして、Quasi in vivoスクリーニング:細胞ネットワークを用いたin vitro創薬支援技術の最前線』のお話を聞く予定です。

 

 

 

 

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