開催レポート)ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.10 「ソフトマターとMEMS:小さくて柔らかいマイクロマシン」終了
ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学 Vol.10
「ソフトマターとMEMS:小さくて柔らかいマイクロマシン」
■日時:2021年6月25日(金)16:30~17:30
■会場:オンライン(京都リサーチパーク「イノベーションルーム」から配信)
■テーマ:「ソフトマターとMEMS:小さくて柔らかいマイクロマシン」
■講師:坊野 慎治 講師(立命館大学理工学部機械工学科)
■主催:京都リサーチパーク(株)
■協力:立命館大学
■参加人数:24名(関係者含め26名)
■プログラム:
16:30~17:00 坊野慎治先生のライトニングトーク
17:00~17:30 ディスカッション
京都リサーチパーク(株)は、オープンイノベーションを志す企業様向けの会員制度「KRP OPEN INNOVATION CLUB」内のコンテンツとして、「ふれデミックカフェ@KRP」を開催しております。立命館大学様にご協力いただき開催した第10回目は、立命館大学理工学部機械工学科の坊野 慎治 講師をお招きし、「ソフトマターとMEMS:小さくて柔らかいマイクロマシン」をテーマに開催しました。
まず初めに、坊野先生より、液晶や高分子などのソフトマターと呼ばれる材料の一種であるキラルな液晶を用いて、内部配向にマイクロプロペラに類似した構造を持つ液晶滴を自発形成させる研究について、ご説明いただきました。また、熱流下に置かれたキラル液晶が示す多様な回転現象についてや、液晶の熱駆動回転を利用したマイクロ熱流のセンシングについての最新の研究成果もご紹介いただきました。
その後、坊野先生ご自身がファシリテーターとなり、参加者の方々とのディスカッションを進めていただきました。ディスカッションでは、チャットから多数の質問やコメントが寄せられ、坊野先生には参加者からの質問に1つ1つ詳しくお答えいただきました。開催後の参加者アンケートでは、「興味深い研究発表でした。」や「新たな知識を得ることができました。」といったお声をいただきました。
立命館大学 坊野先生 研究内容の説明をされている様子