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幹細胞・再生医療という言葉が世の中に広まって久しい。加えて「京都大学山中伸弥教授らのグループがヒトiPS細胞の樹立に成功した(2007年11月20日)」と、日本の研究者が幹細胞研究で世界を1歩リードしたと報道され、幹細胞・再生医療にますます注目が集まり期待が大きくなっています。このような状況の中、国もグローバルな開発競争に対して、早期の臨床応用を目指したオールジャパン体制での支援を打ち出しています。しかしながら、幹細胞を再生医療に臨床応用するためには何が必要なのか?
あるいは、幹細胞に付随するビジネス化にはどのような方向や課題があるのか? 幹細胞・再生医療にビジネスチャンスはあるのかなどについて、専門家と企業との間での意見交換の場というのは、その必要性と重要性にもかかわらず、ほとんどないのが現状であります。
今回のシンポジウムでは、幹細胞やiPS細胞の基礎生物医学研究から培養法(リアクター)、細胞アレイ、薬物スクリーニング、加えて臨床応用への試みなど、幹細胞と再生医療に関連した異なる研究領域で、現在、第一線で活躍している講師をお招きします。それぞれの専門における最新の研究情報を聞くとともに、参加者の皆様からいただいた質問や疑問を中心に、講師の方々と参加者との間で自由に意見交換を行います。また、本年8月に独立行政法人科学技術振興機構(JST)の山中特別プロジェクトの拠点が京都リサーチパーク(KRP)に設置されました。その内容についても紹介いたします。幹細胞・iPS細胞・再生医療の今後のビジネス展開についてご興味のある皆様には、この機会をぜひ利用していただき、積極的に意見交換にご参加ください。 |