半導体をデザインするザインエレクトロニクスの新規事業開拓を目指して立ち上げられた開発部門がKRP内にある京都デザインセンター。シニアエンジニアである泉屋さんと秋田さんのコンビを野上センター長がまとめあげ、将来への基盤づくりに取り組んでいます。
「今の家電などはすべてブラックボックスのようになっていて、何気なく使ってはいるけど仕組みがわからないものが多くなりましたよね」と、秋田さん。半導体のデザインに携わる人々の共通点は「エレクトロニクス好き」。子どものころ草野球ばかりしていたという泉屋さんは、学生になってから電気製品に興味を持つようになり、トランジスタアンプを自作したのがこの世界に入ったきっかけでした。「普段の生活でもやっぱり技術関連のことが気になって、自分が設計したチップを搭載した家電や携帯電話を見ると、ついつい買ってその性能をためしたくなるんです」。また、秋田さんもエレクトロニクス製品を捨てる前は必ず分解して、中の構造を見るそうです。そんなふたりをリードする野上さんは、今は半導体の設計から離れているため、つとめて新規事業の推進に注力しています。 目指すはザインエレクトロニクスをファブレスメーカーとして成功させ、大手と並ぶぐらいの存在感を持たせること。そして、多くの有能な新人がザインエレクトロニクスの門を叩き、さらなる発展を遂げることなのだそうです。一方、新しい技術者を育ててみたいという泉屋さんはラジコンのヘリにカメラを搭載して、そこから画像を無線で送ることが夢。秋田さんはお子さんと一緒にロボットコンテストのテレビ番組を見ながら、「この子もエンジニアになってほしいなぁ」と思う日々を送っています。 |
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