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KRPeople ここにこの人

共同作業所 アイ・コラボレーション ドリーム・シップ(4号館) 代表 山本 英嗣さん
1967年兵庫県生まれ。大阪建設専門学校を卒業後、建築事務所に 勤めるが、交通事故のために下半身に障害を負う。その後、障害者で運営する作業所アイ・コラボレーションでIT技術を身に付け、 2006年にドリーム・シップを設立。

昔はサッカーばかりやっていたという山本さん。20歳の時、バイク事故で脊椎損傷の大怪我を負い、車椅子での生活を余儀なくされました。しかし、大好きなスポーツは続けたいと思っていました。そんな中で18年前に出会ったのが車椅子バスケです。「正直、車椅子でバスケやっても面白くないだろうなぁと思っていたんです。でも、実際に見てみると、想像以上に激しいスポーツで、プレー中に誰かが転倒してもゲームは止まらないんですよ。3ポイントシュートも当たり前。すぐに好きになりました」と、山本さん。早速、車椅子バスケのチームに入ると、どんどんのめり込んでいきました。山本さんのチームは近畿ブロックで力を付け、地区大会で優勝。日本選抜大会でも2度の優勝を経験しました。「この競技の面白いところですか? 相手選手の間をかいくぐっていく時の気持ちよさですね。でも、最近はチームが高齢化してきて、なかなかいい成績を残せないんですよ。僕でも若手に入りますから。もともと技術はあるんで、トーナメントの1試合目はいいですが、2試合目、3試合目になると体力的に厳しいんですよ」。そんな山本さんには2つの目標があります。ひとつは若手選手を加入させてチームの活性化をはかり、全国大会に進出すること。そしてもうひとつは京都で障害者に仕事をどんどん提供できるようにドリーム・シップを大きくすることです。「ドリーム・シップに若手の社員を増やすと、車椅子バスケのチームにも入ってくれるかも知れないでしょ。ビジネスとバスケの両方が活性化しますから(笑)」。山本さんは今、仕事とスポーツの両方に情熱を注いでいます。


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株式会社 エスアンドエス・プラス(6号館) 代表取締役 田村 勝利さん
1964年京都市生まれ。高校を卒業してから十数種の職種を経験した後、事業を立ち上げる。約10年前に現在の会社の前身となるオフィス エス・アンド・エスを設立。事業内容はPCのチューンアップ・メンテナンスからシステム開発へと移行。今年より株式会社エスアンドエス・プラスに社名変更した。

「もともと機械いじりが好きだったんですよ。今の会社もPCのばらしやハードディスク換装から始まっていますからね。インターネットを用いたサービスを開始したのは、実は5年前からなんです」。そう語る田村さんは、現在、システム開発やネットワーク設計、Webサイトの企画制作を行うエスアンドエス・プラスの代表取締役として活躍しています。しかし、ここに至るまで、数々の仕事を体験してきました。工業用ボンドを製造する工場の作業員、トラックの運転手、自動車整備士…その数なんと10種以上。自動車ディーラーで勤めていた時には整備だけでなく、車検の営業も経験したとか。「いろんな仕事を経験したことで、いろんな業界の仕組みや事情を知ることができ、今の仕事にも役に立っています。特にシステムの設計や仕様を考える時にはずいぶんプラスになっていますよ」。そんな田村さんが3年前から挑戦しているのは、山登り。槍ケ岳や穂高連峰などの難所も、サッカーで鍛えた体力でクリア。最近は息子さんと一緒に登ることも多いそうです。「山に登る達成感とか『何でもヤル気になればできる』ということを感じて欲しいと思って連れていくようになりました。小学校6年生になる次男を連れていった時は、息子が高山病にかかり、ヘリで救出してもらうという危ない体験もありましたけど(苦笑)。以来、本人は恐がって山登りはしなくなるかな、と思ってたんですけど、『また行きたい』って言うんですよ。『自分を助けてくれた人に直接お礼を言いたい』って」。さまざまな出会いや経験を大切にする田村さんの気質は、しっかりと息子さんにも受け継がれているようです。


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