フランス・シャンパーニュ地方生まれ。大学生の時に長野県で農業のアルバイトをしたことをきっかけに日本に興味を持つようになり、北海道大学大学院に留学し博士課程を修了。2004年にアルケマ株式会社に入社し、技術開発に携わる。現在、日本語能力検定2級取得を目指して勉強中。
穏やかな物腰と流ちょうな日本語で取材に応じてくれたダミアンさん。彼が日本に初めてやって来たのは、大学在学中の20歳の時。日本語の文字に興味を持ったダミアンさんは日本語の勉強とアルバイトを兼ねて長野県の農家にホームステイしました。車で気軽に隣国に行けるヨーロッパ出身の彼にとって、飛行機に乗るのも初めてだったそうです。1ヶ月間、白菜やキャベツの栽培を手伝ったり、日本の家族と接しているうちに、いつか日本で働きたいと思うようになりました。大学を卒業後は北海道大学の博士課程に留学。3年の学生生活を経て、現在のアルケマ株式会社に入社しました。「京都に来た時は、寒さにビックリしました。札幌は寒いところだったけど、京都の家は防寒構造じゃないから寒くて…」とダミアンさん。日本での生活ももう6年目。すっかり日本暮らしも板につき、プライベートでは木屋町に飲みに行ったり、友達と卓球やテニスをしたりして楽しんでいます。時には友達を家に招いて得意のピアノを披露することもあるそうです。「フランスではホームパーティをしたり、たくさんの人が家に集まって一緒に映画を観ることが多いんです。日本人の生活は仕事が終わっても同僚と飲みに行ったりするし、プライベートの時間が少ないですね。フランス人は、8〜9時から仕事を始めて5〜6時には家に帰り、夜は家族や親しい人と過ごすんですよ」。今、仕事がとても楽しくて充実した日々を送っているというダミアンさん。当面の目標は仕事に必要な化学の話をしっかり日本語でできるようになることだそうです。そのため日本語能力検定2級合格を目指して勉強中。「1,000個の漢字を覚えなければならないのが大変」と語るダミアンさんですが、その目はいきいきと輝いていました。
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