1957年11月1日生まれ。大阪府出身。大学では植物病理学を専攻。
大学卒業後、高校教師となる。その後、テレビ制作会社などの勤務を経て、1999年7月にアークス設立。映像やゲームなど、メディアコンテンツの総合プロデュースを手がける。
リアルな体験をもとに小説を書くことを考えていた。そのために特殊な職業を3つ経験することを学生時代に決めていた。高校の理科教師、テレビ番組のディレクター、広告代理店での映像クリエーター・・・。メディアの仕事に関わっていくうちに、やがて気付いたことがあった。「映画でもアニメ作品でも一方的な内容のものが多い。これでは見る側の思考力が奪われていくだけ」。受け手の脳や感性を刺激するコンテンツ制作を目指し、99年7月にアークスを起業。「思考力を奪うものは作らない」という理念を抱き、ゲームソフトや映像コンテンツをプロデュースしてきた。「教師をしていたので、子どもの創造力を伸ばすものを作りたい」。その信念は作品に投影されている。例えばゲームなら、伏線を張り巡らせ、一見無関係に見える情報や知識が物語の進行と共に結びつけられ意味を生成して行くシナリオを設定する。「複雑なものを理解する喜びを子どもたちに味わってもらいたい」との思いからだ。理想を実現することに常に力を注ぐ。学生の頃から大事にしている言葉がある。「人間は経験と忍耐によってのみ内面的に浄化される」。膨大な読書量のなかで見つけたアルバート・シュバイツァーの言葉だ。20代は、この言葉の検証に時間を費やした。長い検証を経て構築された独特の世界観は、世の中に送り出すコンテンツに強く反映されている。 |
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