1962年兵庫県出身。名古屋の大学で経済学を学び、教員免許を取得、教育に関わる仕事を志す。大学在学中から塾の講師を務め、中高生に勉強を教えるとともにマネジメントも経験。その後、(株)京都ソフトアプリケーションを経て(財)京都高度技術研究所へ。現在は人材育成をはじめとする産学連携業務に携わっている。
産学連携は(財)京都高度技術研究所の重要な業務のひとつ。これをより多く実現させるため、孝本さんは日々奔走しています。もともと教育者であった孝本さんは、現在も小中高生を対象にしたアントレプレナーシップ教育から、早期工学人材育成や団塊の世代を対象としたシニア人材育成などの事業に幅広く携わっています。また、大学をはじめとする研究機関等の研究シーズを、事業化するための橋渡し役も担っています。「私たちの最大のテーマは論理的思考にデザイン的思考を加味して、イノベーション創出、つまり社会変革を起こせる人材を育成することだと考えます。具体的には産学との連携をはかりながら、ICTやナノテク、バイオの分野における研究シーズの事業化を支援するのです。これが大きなプロジェクトになると、内部はもちろん、行政と大学、大学と企業など、さまざまな調整で難しい局面に行き当たることがあって大変ですが、うまくいった時、支援した相手が喜ぶ顔を見れば、それだけで嬉しくなります」。その仕事はまさにダイヤの原石を見つけ出し、磨きをかけていくようなものです。
そんな孝本さんの昔の夢はペンション経営だったそうです。大学時代からスキーが大好きで白馬村のすべてのゲレンデを制覇していた孝本さんがいつもお世話になっていたペンションがありました。そのオーナーからペンション経営について教えてもらったことがあるそうです。「坂本龍馬が“自分がやりたいことは晩年になってみつかる”と言っていたそうです。私もいつかは海外とかでB&B(朝食付きの宿泊施設)ができたらいいですね」と笑顔で語ってくれました。 |
|